きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【広州の保育園】日本人向けの保育園「パプリカこども園」見学方法は?場所は?料金は?園の設備・雰囲気は?通わせてみての感想は?

広州に渡航してきて、これからここで生活しようという時、息子の保育園をどうしようかと考えて調べました。

今回は、「パプリカこども園」に見学に行った時のこと&約1年子供を通わせてみての感想等について書きます。(2023年7月に見学に行った時の情報+2024年6月時点でわかってる情報を追記しています。)

ちなみに「サクランボ保育園」に見学に行った時の記事はこちらです↓

概要

パプリカこども園(開園当初の名称は「パプリカ保育園」)は、2021年にできたばかりの新しい保育園です。開園してしばらくは、アパートの1室で、どの年齢の子供達も一緒の部屋で保育を受けるスタイルでした。2022年8月に規模拡大のため、菲切尔幼儿园(フューチャー幼稚園)という中国の幼稚園の敷地内に移動してからは、園舎も広くなり園庭もあり、年齢ごとにクラス分けして保育されるようになりました。そして2023年9月にはクラス自体もフューチャー幼稚園と統合して、中国人の生徒と一緒に保育される新体制になりました。(私が見学に行ったのは、2023年7月なので、その時は日本人だけのクラスでした。そして統合されてからも、どうやら授業は日本人だけで受けてるみたいです。)

場所

住所

广东省广州市天河区粤垦路侨源二街13号

アクセス

地下鉄3号線燕塘駅から徒歩約15分

入園年齢

0~6歳

(見学に行った時は、4月始まりの日本の学校年度が採用されていましたが、2023年9月からは、基本的に9月始まりの中国の学校年度が採用されています。でも入園式・進級式は4月・卒園式は7月なので、よくわからないw)

保育時間

8時~16時

給食

朝ごはん、昼食、おやつ

人数

日本人の生徒は60~70人ぐらいです。その他中国人生徒多数。(2024年現在、広州の幼稚園・保育園の中で、通っている日本人園児数が一番多い園だと思います。)

バス乗り場

新作、万菱汇、广粤公馆T7、富力丽思、W酒店、雅诗阁、富力盈力、君玥公馆、新大厦(福利爱丁堡)、中信、峻林、盛雅服务公寓、花园酒店

料金

私が見学に行った時に渡された資料に記載されていた、2023年の料金です。

現在は多少変わっているようです。

0~1歳保育料

一時保育 380元/日
1日送迎往復料金 30元(往復)

1~3歳保育料

全日保育 4,500元/月(食事込み)
送迎料金 660元/月

一時保育 250元/日(食事込み)
1日送迎往復料金 30元(往復)

3歳~6歳保育料

全日保育 5,700元/月(外国人授業含)
食事代 880元/月(3歳の誕生日月の翌月から食事代必要)
送迎料金 660元/月
英語演劇※自由選択(16時~)1500元/月
※2023年9月~2024年1月は、16時以降の自由選択科目は、曜日ごとにサッカー・キックバイク・体操・演劇(1科目あたり500元/月)でした。2024年3月~7月は曜日ごとにサッカー・空手・体操・音楽・演劇(1科目あたり500元/月)でした。

一時保育 250元/日
外国人授業 80元/回 
1日送迎往復料金 30元(往復)
食事代 40元/日

その他

入園時に必要なもの

園服代(100元)
送迎カード代(40元)
カバン代(100元)

※私が見学に行った時の情報です。現在は、入園金みたいな感じでもうちょっと高くなっているという話を聞きました。(←詳細はよくわからない)

保育料は、半年分とかまとめて支払うと少し割引されると案内されました

持ち物

カバン、紐付きタオル、水筒、エプロン(昼食用)、お尻ふき、オムツ(パンツ)、着替え(上下2着)、うがい用コップ、歯ブラシ、上履き、布団(敷布団・掛け布団・枕)、汚れ物用の袋、作品入れる袋

入園時提出書類

見学の時に渡された資料に書かれていた必要書類

  • 幼児健康証明書(母子手帳の日本で受けた検診結果の欄でOKでした)
  • 予防接種報告書(母子手帳
  • 入園登記表(送られてくるのでので記入)
  • 園児のパスポートコピー(データでOKでした)
  • 子供の顔写真(3.3cm×4.8cm)3枚(データでOKでした)
  • 3ヶ月以内の家族写真1枚(データでOKでした)

入園を決めた時に追加で送られてきた書類に下記も必要と書かれていたので提出しました。

  • 幼児の出生証明書
  • 保護者の身分証明書
  • 送迎者の身分証明書
  • 確認書(送られてくるのでので記入)

見学について

見学申し込み

まずは見学したい旨をWeChatで連絡すると、下記の必要事項を記入するように言われたので記入して返信しました。

  • 保護者名
  • 園児名(漢字)
  • 園児名(ローマ字)
  • 年齢
  • 住所
  • 携帯番号
  • 見学希望日
  • 体験希望日
  • 入園希望日
  • パプリカを知ったきっかけ

見学受付時間は平日の10時~11時とのことでした。
体験・入園するかは見学してから決めようと思っていたので「未定」で出しました。

提出した見学希望日に見学することになり、当日10時に見学に行きました。

当日

息子と旦那と3人で滴滴に乗って近くまで来ました。それから少し歩いて奥に行くと、園が見えてきました。

外観はこんな感じです。

入口の前まで来たら、担当の先生が気付いてくれて案内してくれました。

WeChatは日本語でやり取りしてましたが、見学担当の先生は日本語喋れませんでした。でも先生の持っているスマホの翻訳アプリが割と高精度の音声通訳をしてくれたので、コミュニケーションに問題なし。

中に入るとこんな感じ。

まずは園庭を案内してもらいました。

それから中国人の子供達の教室、給食室、日本人の子供達の教室等案内してもらいました。体育の教室はこんな感じ。↓


息子が入園したら、2歳児クラス(リンゴ組)に入るとのことだったので、リンゴ組の教室も見学。息子はちょっと緊張気味でした。

子供達がいっぱいいたので、教室の写真は撮ってませんが、割とのびのびと遊んでいる雰囲気でした。見学に来ている私達に興味を持って話しかけて来る子もいました。


一通り案内してもらってから、色々質問したりして、見学終了。(質問してる間は、息子は園庭の三輪車みたいなので、楽しく遊んでた。)

感想

2022年に約3ヶ月広州に住んでた時に、週2で移転前の「パプリカ保育園」に預けていたのですが、その時と比べて移転後の「パプリカこども園」は、かなり本格化した印象です。広くなったし、年齢別の保育になったし、体育や英語の授業も充実してるし、内容的には幼稚園という感じ。でもカレンダー的には保育園って感じ(休みが少ない)なので親としては助かるw
けど内容が充実した分、以前より保育料もだいぶ上がったので辛い。

あ、それと場所も少し遠くなったので、東駅エリアから徒歩で通えなくなったのも少し残念。

通わせてみての実感

結局うちはパプリカこども園に通わせることにしたので、1日の体験を経て、本入園しました。

毎日、英語・中国語・体操・音楽・美術などの色んな活動があります。(その週にどんな活動をするのかは、1週間分のカリキュラムが事前に送られてきます。年少クラス以降は、英語の授業は毎日あります。)

先生は全員中国人(クラスに1人は日本語話せる先生もいる)なので、中国語はだいぶ理解できるようになったようです。でも話すのは片言で、英語も同じく結構わかってるようですが、話すのは片言です。(周りの生徒が日本人やから、あんまり外国語が上達する環境にはないかもしれない。)

毎月、誕生日会や季節ごとのイベントもあり、親子で参加できる遠足等のイベント(参加希望者のみ)もあるし、毎日クラスでの様子の写真や動画をたくさんアップしてもらえるので、ありがたいです。

何より、友達もたくさんできて、先生達も大好きで、息子が楽しく過ごしているようなので、パプリカに入れてよかったなと思ってます◎

でも、デメリットかなと思った部分もあります。

  • バス通園なので、慣れるまでしばらく(2週間ぐらい)はバスに乗る時ギャン泣きで大変だった。(園では楽しく過ごしていたようで、帰ってくる時にはいつもニコニコだったので心配はしてなかったけど。)
  • 夏に水遊びの活動が少ない。(というかほとんどない。)
  • 新しい保育園だということもあり、体制が結構変わる。
  • 質問等があれば個人的に先生達にWeChatで連絡できるのですが、回答が的を得ていない時も結構ある。
  • イベントの際の準備物の連絡が直前に来ることが多い。(これはパプリカに限らず他の幼稚園に通わせてる人からもよく聞くので中国あるあるかもw)

まとめ

2023年7月に見学に行って、2024年6月まで通わせている現時点で、良い保育園だと実感してます◎

幼稚園をどこに通わせるかは、他の園も見学して検討してから決めたいけど、今のところは大満足だし、小学校に上がるまで引き続きパプリカでも全然良さそうだなーと思ってます。

※私が見学に行ったのは、2023年の7月なので、今とは変わってる所も多いと思います。入園を検討してる方は、実際に見学に行って詳細聞いてみてください。