2025年5月に、家族で海南島の三亜に旅行に行きました。
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今回は旅行2日目の午後に行った「鹿回头风景区(ルーフイトウフェンジンチュー)」という観光地について書きます。

場所
住所
海南省三亚市吉阳区鹿岭路
営業時間
8時〜22時30分(22時入場停止)
料金
入場料
無料
観光車乗車料
往復28元/人
※1.2m以下の子供は無料
外観
今回の旅行ではこのホテルに泊まっていました。
2日目は朝はホテルのプールや海で遊び、ホテル近くの海南料理屋さんでごはんを食べました。
せっかくなので泳ぐだけじゃなく三亜の観光地も行きたいなー、けど大型連休の真っ只中なのでどこも混んでそうやなーということで、ホテルから近いところにあった鹿回頭公園に行ってみることにしました。
ホテル周辺からDidiを呼び、車に乗ること約10分。
鹿回頭の駐車場に着きました。
駐車場から少し歩くとチケット売り場と風景区の入口がありました。

チケットは無料なので、中国人は直接入口に行って身分証で入場できるチケットレスみたいでしたが、外国人は一旦チケット売場でパスポート見せて、チケットをもらってから入口に行かないといけないと言われたので、旦那と息子は入口の前で待っといてもらって、私だけチケット売場に行ってチケットもらってきました。

そして入ろうと思ったら、入場は無料やけど観光車に乗るためのチケットを買った方がいいっぽくて、もう1回チケット売場に行って、観光車のチケット買って、戻ってきました。
そして入口を抜けるとこんな感じ。

福禄寿の石像どーん!

福禄寿って何やろう?と思って調べたら、中国の道教や民間信仰に由来する三神の総称らしい。そして日本の七福神のメンバーの1人でもあるらしい。ひとつ勉強になりました。
その近くには観光車の乗り場が。

観光車に乗って、山を登っていきます。

観光車に乗らずに徒歩で山登りしてる人もいたけど、結構な距離あったので、この暑さの中歩くのは私には無理だったので観光車に乗ってよかったなと思いました。
そして観光車の降り場付近では、写真撮影スポットがあって、入口のところ「写真無料プレゼント券」をもらっていたので、撮ってもらいました。
もらえるのはもちろん小さい写真。(正佳広場の水族館とか植物園で無料でもらえるようなやつ)
でも有料のやつも、こういう観光地で売られてる写真の割には破格の1枚25元!家族写真と息子1人で写ってる写真のどっちを買おうか迷ったけど、めっちゃ安いので2枚とも購入。
車で結構山を登ってきたので、もう山頂近いのかなと思いながら歩いて行くと、歩いても歩いても道が続いてて、「まだたどり着かないの〜?」と思った。

暑いから疲れたけど、道沿いにちょっとしたカフェや雑貨屋さんが並んでたし、展望台や写真スポットもあったから、しんどいながらも楽しかった。

なんかこんな感じのカップルで写真撮る用のスポットがいっぱい!

息子と一緒にいっぱい写真撮りました。いつまでお母さんと一緒にラブラブ写真撮ってくれるんやろうか…。あと数年したら「お母さんとなんか撮らない!」って言われちゃうんでしょう…悲し。
そしてやっと有名な鹿の彫像のところに到着!


鹿回頭は中国語で鹿回头、鹿が振り返るつていう意味なんやけど、なぜここがそう呼ばれてるかというと、黎族(海南島の先住民族であるリー族)のある神話が由来になつてるらしいです。
昔むかしあるところに1人の狩人がいました。ある日狩人が1匹の美しい鹿を追って、崖の手前まで追い詰めたところで、鹿が振り返って見つめてきたので、狩人は撃つのをやめました。すると鹿は美しい少女に変身して、2人は恋に落ち、末永く幸せに過ごしました…的なやつ。その鹿が振り返った場所がこの鹿回頭なので、ここには愛をテーマにした写真スポットも多く、恋人たちの聖地になっているそうです。そして三亜が鹿城と呼ばれているのも、この伝説が由来になっているそうです。
鹿がいるのかと思って来てみたけど、鹿の彫像だけで、本物の鹿はいないらしいw
地図を見ると、まだこの上にも山頂広場があるみたい…

けど旦那が暑くて疲れてたし、まぁ鹿の彫像見れたからここまででいいか、と思って、そこらへんの展望台で景色観ました。

鳳凰島に建つ特徴的な形をした5つの建物も見える。

空港からホテルに行くまでの車で横を通って「なんじゃこりゃ!すごい!」と思った木の形の建物も見える。

面白い形の建物があると、景色観てるだけでも楽しいよね。

かわいいハートの写真スポットもあった。

私達が泊まってるホテルはこっちの方かな?でもよくわからなかった。

そういえばコーヒー無料券みたいなのももらってたので、近くにあった引き換え場所のカフェで小さい紙コップに入ったホットコーヒーをもらってゆっくり休憩してから、観光車乗り場まで行って、下山しました。(無料のコーヒー飲んだらコーヒー豆売りつけられたりするのかと思いきや、そんなこともなく平和やった。)
感想
ここに訪れたことで、綺麗な景色が見れるだけじゃなく、観光を通して文化も少し知れて面白かったです。
でも昼過ぎに来ちゃったのは失敗やったなー。暑すぎた…。夕日や夜景が綺麗らしいので、本来は夕方~夜に来るのが良さそう。恋人の聖地と呼ばれているロマンチックな場所やので、カップルのデートスポット的な感じかな?昼は家族連れや友達同士で来てる人も多かったけど、夜はカップルばっかりなんかなー?