きのみきのまま

中国(広州)赴任中に旦那に出会い、帰国後に遠距離恋愛・別居婚・ワンオペ育児を経て、コロナ禍後に退職・帯同した30代駐在妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【2026年西安旅行】この旅のメイン、兵馬俑!5歳の子連れで「秦始皇帝陵博物院」の「秦始皇兵馬俑博物館」を観光&皮影戯を鑑賞&XRを体験!

2026年1月に、5歳の息子を連れて西安に行きました。家族3人での3泊4日中国国内旅行です。

全体の記事はこちら↓

今回は、秦始皇兵馬俑博物館です。(2026年1月に行った時の情報です。)

Klook.com

場所

住所

陕西省西安市临潼区秦陵北路与秦俑馆公路交叉口南侧

営業時間

3月16日~11月15日 8時30分~18時(17時入場停止)
11月16日~3月15日 8時30分~17時(16時30分入場停止)

料金

大人 120元
学生 60元

※1.4m以下の子供は無料

この「秦始皇帝陵博物院」のチケットで、今回の記事で紹介する「秦始皇兵馬俑博物館」と、次回の記事で紹介する「秦始皇帝陵考古遺跡公園(麗山園)」の2ケ所に入場できます。この2ケ所は少し離れていますが、無料シャトルバスで行き来できます。

私達は、兵馬俑に行くならせっかくやからガイドさんに色々説明してもらいたいと思い、兵馬俑に行く5日前に、Trip.comで「入場券+日本語ガイド(2人で768元)」のチケットを購入しました。

概要

兵馬俑についてAI(DeepSeek)に聞いてみました。

兵馬俑(へいばよう)は、中国初の皇帝である秦の始皇帝の墓に埋葬された、実物大の陶器で作られた軍隊です。その数は8,000体以上にも及びます。

1974年に西安の農民によって偶然発見され、「世界の第八の不思議」と称されています。特徴として、兵士一人ひとりの顔つきや髪型がすべて異なり、「千人千様(みんな違う顔)」であることが挙げられます。

入口

この旅行では「西安ウェスティンホテル(大雁塔大唐不夜城)The Westin Xi'an」に泊まっていました。

ホテルに関する記事はこちら↓

6時半に起きて、6時過ぎにホテルの朝食ビュッフェを食べ、7時10分頃にホテルを出発しました。

Didiで行き、8時前に兵馬俑に到着しました。

秦始皇彫像どーん!

8時半にガイドさんと待ち合わせしてたのに、8時前に着いてしまい、外で待つのは寒すぎて、近くにあるコンビニでガイドさんを待ちました。

8時すぎにガイドさんが来てくれて、一緒に入場のための列に並びました。

並んでいる間は、ガイドさんが買ってきてくれてた肉夹馍の中身が野菜版って感じの食べ物を食べて待ちました。ホテルで朝ごはん食べてから来たからおなかはすいてなかったけど、温かくてありがたかったです。

その後、ガイドさんからイヤホンを受け取り、耳に装着しました。これを着けると、ガイドさんの声が聞こえるので、混雑している場所や、ガイドさんと少し離れた場所でも、はっきりとガイドさんの声が聞こえるので便利でした。

秦始皇兵馬俑博物館!

8時30分にオープンし、中に入りました。

電動車

入口から1番有名な兵馬俑1号坑まで、歩いてでも行けるけど、1.5キロぐらいあって結構遠いから電動車に乗ったら早くて楽やよとガイドさんに言われて、電動車で行くことにしました。

電動車の乗車料金は大人1人10元です。子供は無料。

こんな道を走っていきます。世界的に有名な観光地の敷地内とは思えないほどただの雪道。

電動車に乗ってる間に、ガイドさんが簡単に兵馬俑についての説明をしてくれました。

1974年に農民の楊さんが井戸を掘ってる時に偶然兵馬俑を発見し、その後の調査で巨大な地下空間があったことがわかり、現在では約8,000体もの陶器の人形が発見されていて、楊さんはとっても有名&お金持ちになりましたーみたいな話w

兵馬俑が発掘されるまでは、この辺り全部こんな景色やったんかなー。

5分ぐらい電動車に乗ると降り場に到着し、

8時40分頃には1号坑の前に来れました。

1号坑

早速1号坑に入ることに。

建物の入口の看板に書かれた文字は、秦始皇帝が統一した文字だとのこと。

秦始皇帝は中国を統一してから、文字とか貨幣とかを整えたそうです。

秦始皇帝は映画キングダムでいうと、吉沢亮が演じていた嬴政です。最近西安に来る日本人はキングダム観てる人が多いとガイドさんが言ってました。私も西安に来る前にアニメのキングダムも観ておこうと思って夜な夜なアニメ観てたけど、長すぎて全然見終わりませんでしたw

8時45分頃には1号坑に入って

ずっと見てみたかった兵馬俑と、やっと対面できました!!!

巨大な体育館みたいなところに、陶器でできた兵士たちがずらりと並んでいます。

隊列の真ん中より向かって少し左寄りのところから見学できます。

兵士たちは土の壁と壁の間にある溝のような空間に並んでるけど、元々この上には木製の屋根があって、細長いトンネルのような形で地下に埋められていたそうです。

まじで圧巻!この辺りはベストポジションですが、朝早く行ったので人もそこまで多いわけではなく、じっくり見れました。

この辺は柵みたいになってるので、子供もずっと抱っこしなくても、柵の間から見れるので良かったです。それでも抱っこしてって言ってくるけどw

その後、順路に沿って左の側面から見学。

例の楊さんが井戸を掘ってる時に、兵馬俑を掘り当てた場所に印がつけられています。

隊列の前の方はきれいに復元された兵士たちが並んでるけど、少し後ろに行くと戦車の遺跡があって、これは陶器製ではなく木製だったため、焼けたり腐敗したりしてしまって、ほとんど残っていない状態でした。

陶器でできている兵士たちも、後ろの方は首がなかったり

まだ発掘されてない部分があったり

修復中のものだったり。

綺麗に並んでる前の方の兵士たちは、上から見下ろして遠くから見学する感じやったけど、この保護修復区の兵士たちは割と近くで見れるので、一体一体の顔つきの違いとかよくわかる。

一体一体顔が違うから見てておもしろいところは、京都の三十三間堂みたいやなーと思った。

この黄色いシール貼られてる兵士とか某アイドルにめっちゃ似てる気がするんやけど、共感してもらえなさそうやから黙っておこうw

火事や地震などの影響で、発掘した時にはバラバラになってることが多いので、一番奥の修復室みたいなところで修復してるそうです。

この日はお正月休みやったけど、作業してるスタッフさんがいました。

こんな感じでゆっくり1号坑を見学して、9時頃に出ました。

3号坑

1号坑を出た後は、隣の3号坑に行きました。

1号坑と比べると小さい。

3号坑入口を入って行くと

そこにも兵士たちがいました。

3号坑は司令部隊なので、ガタイが良くて強そうな兵士が多いそうです。ちなみに1号坑は攻撃部隊、2号坑は防御部隊とのこと。

兵馬俑の兵は、中が空洞で、体部分と顔部分を別に作ってくっつけるという作り方をされているそうで、秦始皇帝が亡くなったため、3号坑の兵士は制作が間に合わず、首がない状態で埋められていたとガイドさんが説明してくれました。

3号坑は司令部隊なので、小規模で、司令官が乗るための戦車を引く馬も4頭出土しています。

3号坑の出口付近には、1号坑の兵馬俑のレプリカと一緒に写真を撮れるコーナーもありました。

実際の1号坑ではこんなに近くには寄れないけど、レプリカだと兵士と兵士の間に立ったり、兵士と手をつないで写真を撮ったりできたので、映え写真を撮るには良いです◎笑

休憩所

Trip.comで予約したコースに、兵馬俑入場料と通訳ガイドの他に、休憩ラウンジ(ティーブレイクあり)+無形文化財の影絵芝居というのもついていたみたいだったので、ガイドさんが休憩所に連れて行ってくれました。

こんな建物です。

2階に上がり、休憩ラウンジに入り

奥のスクリーン前の席に案内されて9時15分頃に席につきました。

お茶とおつまみみたいなお菓子を用意してもらえました。

「お茶を飲んでちょっとしたお菓子食べながら皮影戏(影絵芝居)観れるよー」ってガイドさんに言われたけど、待ち時間多そうやったし、「メインは兵馬俑で皮影戏はおまけやからそんなに重要じゃないし、混む前に他の場所見たいなー」と旦那と話してたら、その間にガイドさんがお店の人に交渉してくれてて、9時20分頃から始めてくれました。めっちゃできるガイドさんやし、お店の人も観客うちらしかおらんのに早く始めてくれて優しい!

「猪八戒の嫁背負い」のお話。

右側に日本語の字幕もありました。

どうやって演じてるのか気になって、横から覗いてみると、おじさんが1人ですべての登場人物を動かしてました。

めっちゃ登場人物多いし動きも早いから2人ぐらいでやってるんやろーと思ってたのに、すごい!話もまぁおもしろかったけど、裏側を見て技術に感服しました。

息子はもちろん、皮影戏はおまけぐらいに考えてた私&旦那も、終わる頃には「これは見てよかったなー」と思ってました。

皮影戏は10分ぐらいで終わって、1階のお土産物屋さんに行きました。

私は観光地に行くと必ずマグネットを買いたい派なのでマグネットを購入。1個で良かったのに、3個セットで100元のやつを買ってしまったw旦那は2階で頂いたお茶が美味しかったと言って、それと同じお茶を198元で購入してました。

結構カモな観光客の私達w

4号坑

その後、2号坑に移動する最中に、足元に「兵马俑四号坑遗址」と書かれていました。

ガイドさんによると、4号坑は掘り起こされたけど、空っぽだったそうです。なので現在展示はされておらず、また埋められて、このような表示だけが残されたとのこと。

これも秦始皇帝が亡くなって工事がストップしてしまったので、何も入れる間もなくただ地下の空間だけが存在する状態で埋められたから、何も入ってなかったそうです。

2号坑

9時40分頃に2号坑の入口に着きました。

2号坑は掘り起こされていない部分がとても多いです。

発掘したらその瞬間から劣化していくから、一気には発掘せず、少しずつ発掘して修復しているとのこと。

1号坑にあったような修復室や、めっちゃ修復中エリアみたいなのもあった。

2号坑は全体見下ろす展示だけでなく、1体1体を近くで見れる展示もあります。

↑これやったかなー、ガイドさんが諸葛孔明みたいな軍師の像って言ってたの。
↓もしかしたらこっちかも。

博物館

9時55分頃には秦始皇帝陵文物陳列庁に行きました。

1号坑に入る時に右手に見えていたでっかい建物です。

入るとユネスコ世界遺産のマークがどーん!

こんな感じの博物館。

順路に沿って進んで行きます。

色んな展示がありましたー!

秦の始皇帝の時代から排水設備とか貨幣とかあったそうです。

日本最古の貨幣として有名な富本銭とか和同開珎とかの頃より約900年前の秦始皇帝の時代から貨幣があったなんて、やっぱり中国の歴史のすごさを感じるわー。

兵馬俑は38年間にわたって、のべ70万人以上が制作に関わったそうです。数字が大きすぎてイメージがしづらい…。

なんか色んな展示があったけど

すごい印象的だったのは、この時代の人が象の鼻を食べてたって書かれてたこと。5歳の息子も「え、象の鼻食べてたん?美味しいんかなー?」ってめっちゃ食いついてたw

あと、たしかこの兵士は角度によっては陝西省の形をしてるってガイドさんが説明してくれたけど、そもそも陝西省がどんな形かわからず全然ピンとこなかったw

髪の毛とかへアパッチとか

靴の裏とかめっちゃ細かいところまで作られてるし

鎧のところには何やら文字が書かれていて、これは作者の名前だということも説明してくれました。

そのほかにも馬車の馬とか

馬車を運転する人とかの展示や

元々は綺麗な色がついてたんやよっていう展示や

鎧の紐?の揺れてる感じまでリアルに再現されてる兵士や

これは確かもともと刀を持ってたような構えをしてる兵士やったかな?

武器とか武具とか

鶴とか

兵士以外にも、始皇帝が死後の世界でも娯楽を楽しめるように、サーカス団的な陶器人形も埋められていたらしい。

なんか色々ありすぎて色々写真撮ったけど何の写真やったか忘れたw

この時代のサイコロは12面あったとか。

陶器だけでなく、金銀銅でてきた動物の形をしたものもあったとか。

発見された頃からの年表。

博物館もたっぷり堪能して、10時半頃に外に出ました。

今回はガイドさんに解説してもらいながらさらっと見たけど、この博物館、もし1人で来たりしたら何時間も見ちゃいそう。

XR体験

博物館を出た後、ガイドさんにXR体験やってみるかと聞かれました。XRって何やろ?と思って聞いてみると、VRみたいなやつと言われました。大人1人158元(子供は無料)で、結構な値段するし、兵馬俑の入場料より高いやんと思って迷ったけど、子供に人気の体験やと言われてせっかくやから行ってみることにしました。

博物館から少し入口側に戻って行くと、

「探秘・沉睡的帝陵」というところがありました。

入るとすぐに中に案内してもらえて、何やら広い空間にVRみたいな眼鏡をかけた人がうろうろしていました。

早速眼鏡を装着させられ、ストーリーに出てくる博士の指示に沿って進みました。

実際の兵馬俑では掘り出された遺跡から当時の様子に思いを馳せることしかできないけど、このXRでは当時の様子が再現されていて、めっちゃ壮大やったし、子供でも感覚的にイメージを掴めるやろなぁと思いました。手を動かすと、映像の中に出てくる道具を実際に持っているような感覚になったり、当時の楽器も演奏してみると、自分の動きに合わせて音が鳴ったりして、楽しかったです。ガイドさんが撮ってくれた動画見ると、眼鏡かけて何もない所でパントマイムみたいに動いてて、シュールでおもしろかったw

XR体験を終えて外に出ると、11時すぎでした。

色んなお店が立ち並ぶエリアを散策してると、

いつのまにか、秦始皇彫像のある最初の入口に着いていました。

行きは電動車に乗って行った道、1.5キロぐらいあるって言われてたけど、お店がたくさんあったので全然飽きずに戻って来れました。

そして、本来ならここでガイドさんとはお別れなのですが、ガイドさんが、「秦始皇帝陵考古遺跡公園(麗山園)」と「華清宮」も各300元でガイドしましょうかと提案してくれました。どうせこの後麗山園と華清宮に行く予定だったし、このガイドさんの説明すごくわかりやすい&息子もガイドさんになついていて、楽しく観光できてたので、+600元支払ってあと2ケ所も連れて行ってもらうことにしました。

そして、11時20分ぐらいに、麗山園に向かう無料シャトルバスに乗りました。

秦始皇帝陵考古遺跡公園(麗山園)に関する記事はこちら↓

華清宮に関する記事はこちら↓

感想

ずっと行きたいなーと思ってた兵馬俑に来れて、嬉しかったです。

すごく大規模で圧巻やし、2000年以上前に作られたものとは思えないほど細部まで丁寧にこだわり強く作られてるし、保存状態&修復技術も素晴らしいし、色んな点で驚きの連続でした。

感覚的にも「すごーーーい!」って感じでしたが、背景知識とか自分達だけで見学してたら気付かなかったような部分までガイドさんが解説してくれたので、ガイドさんありのチケット買って良かったなーと思いました。

Klook.com