きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【広州の幼稚園】日本人向け幼稚園「オイスカ広州日本語幼稚園」見学方法は?場所は?料金は?園の設備・雰囲気は?

息子が年少さんのタイミングで広州の幼稚園をいくつか見学しました。今回は日本人向け幼稚園「オイスカ広州日本語幼稚園」に見学に行った時のことについて書きます。(2024年6月に見学に行った時の情報です。)

概要

公益財団法人オイスカを母体とした日系幼稚園で、日本国内と同様の幼児教育が行われています。

「強い身体」「きれいな心」「よい頭」「自立心と社会性」を保育目標とされています。

また、農村開発に取り組んでいるNGOであるオイスカが母体となっているだけあって、園内では色んな種類の農作物が植えられていて、教育にも農業の要素がたくさん取り入れられている園です。

場所

住所

中国広州科学城風信路10号(広州日本人学校東北)

アクセス

地下鉄21号線神舟路駅から徒歩約22分

保育時間

通常保育 9:00~15:00

午前保育 9:00~11:30

学期の区分

1学期:4月10日前後~7月20日前後

2学期:9月1日前後~12月20日前後

3学期:1月5日前後~3月10日前後

給食

なし(お弁当持参)

人数

現在在籍している人数は、年長(ふじ組)25人、年中(すずらん組)24人、年少(ひまわり組)6人、2歳児(つくし組)0人とのことでした。

人数の上限は、年長・年中は約30人、年少は約25人を目安に、様子を見ながら決めるとのことです。(一昨年は定員オーバーで園児募集停止してる時もありましたが、現在はまだ余裕がありそうです◎)

先生の人数は、担任の先生が各クラス固定で1人いて、それとは別に補助の先生3人(中国人の先生2人と日本人の先生1人)が、各クラスを2週間ごとにローテーションで回るとのことでした。

料金

入園料

12,600元

入園考査料(面接手数料)

250元

※面接といっても面談のようなもので基本的には落ちることはないそうです。(日本人を対象にした幼稚園なので、日本語でコミュニケーションが取れるかどうかは確認されるそうです。)

保育料

6,500元/月

※兄弟で入園する場合は、兄弟割引制度があるらしいです。

個人持用品

約1,300元

指定のもの

通園かばん・おたよりブック・おたよりシール・カラー帽子・名札・体操服(Tシャツ・スパッツ・トレーナー)

個人で用意してもいいもの

連絡帳・ゴム印(漢字)・クレヨン(16色)・筆セット(2本)・マーカー・色鉛筆(12色)・はさみ・のり・粘土板・粘土ケース・油粘土(1個)・粘土べらセット・自由画帳・なわとび・パレット・絵の具(12色)・ピアニカ唄口(YAMAHA仕様)・アイロン名札(1枚)

障害保険料

660元/年

バス乗車料

(4月~7月)1,300元+通園バス運営費10元/月

用意する物

・登園靴
・上靴
・上靴袋
・手提げ袋
・タオル
・スモック
・着替え(3組程度)
・着替え袋
・ビニール袋
・水筒
・お弁当箱(箸・スプーン・フォーク・袋)
・歯磨きセット(歯ブラシ・割れにくいコップ・コップ袋)
・雑巾
・ゆかた
・プール道具(水着・水泳帽・バスタオル)
・ビーチサンダル
・予備靴

入園手続き時提出書類

・入園届
・誓約書
・同意書
・個人持ち用品注文票
・家庭調査票(家族写真添付)
・通園バス利用申込書(バス利用者のみ)
・契約書

入園手続き時の持ち物

・入園願書原本
・印鑑
・両親の証明写真
・園児のパスポートコピー
・入園考査料 250元
・個人持ち用品代(およそ1,300元)
・保険料(660元)※途中入園の場合55元×入園から来年の3月分まで
・可能な場合、以前通園していた幼稚園の在園証明書、要録
・入園金・保育料3ヶ月分※面接当日持参または後日振込か現金で
・家庭調査票と家族全員の写真(後日)

見学について

見学申し込み

電話して、見学したい旨を伝え、日時を相談しました。

当日

Didiで幼稚園の前まで行きました。

日差しが強くて暑い…。

警備員さんに見学に来た旨を伝え、来園証を首から下げて敷地内に入りました。

オイスカ幼稚園の隣には広州日本人学校のグラウンドがあります。

幼稚園の入口はこちら。

中に入ると、園児達が大きい声で挨拶してくれました。

そして先生に案内されて、まず2階の部屋に行き、幼稚園に関する説明を聞きました。

一通り説明を聞き終わったら園内を見学。

まずは図書室。

そして年長さんの教室。

英語の授業は、上海にいるネイティブの先生とテレビを通して通話するらしい。

そして年少さんの教室に行くと、息子と同い年の園児達も元気に挨拶してくれました。

その日はプールの授業があったので、外に出てプールの様子を見学。(プールは夏場週に2回あるとのこと)

大きいビニールプールにみんなで入って楽しそうにチャプチャプしてました。

そしてお庭には園児が育てている色んな野菜等があり、一通り案内してもらいました。

バナナの木とかもあった!

そして息子は砂の山を気に入ってて、めっちゃ砂遊びしてました。

全体的に息子自身結構気に入っていたようです◎

感想

設備的にはめっちゃ充実してるという訳ではないですが、自然に囲まれた環境の中でのびのびと育ちそうだなーと思いました。教育を重視してる中国の幼稚園と違って、子供らしく遊んだり、生活していく上で必要なことを身につけさせることを重視する日本らしい幼稚園だと思いました。挨拶や礼儀等の日本の躾等も重視されている印象で、この幼稚園に入れておけば間違いないだろうという安心感はありました。

ただ入学する前に準備するものが多かったり手作りしないといけないものがあったり、入学してからも毎日お弁当だったり(お弁当の注文はできるそうですが)と、親の負担は桁違いに大きいと感じました。

そして日本の夏休み・冬休み・春休みに加えて中国の休日も休みだったり、午前保育の日があったりと、預けられる時間も短いので、私のようなズボラ母にはキツイと思いました。あと場所的にも家から遠くてバスに乗る時間が長いのも車酔いしやすい息子には大変やろうし、うちには合ってないと思いました。(毎日お弁当なのも、休みが多いのも、距離が遠いのも、日本人学校と同じ条件なので、息子が小学生になって日本人学校に通うことになったら、うちはやっていけるのだろうか…)

我が家のニーズには合ってなかったけど、幼稚園自体はめっちゃ良さそうやし、生徒の人数が少ないから先生の目も届きやすそうやし、日本人家庭から長い間支持されてるのも納得です。