今年9月に出産したのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、出産の時に家族に立ち会ってもらうことが難しそうだったので、リモート立ち会い出産(オンライン立ち会い出産)をすることにしました。実際にリモート立ち会い出産をやってみて、思ったことを書いていきます。
- 本当は産院で立ち会ってもらいたかった
- 産院の状況
- リモート立ち会い出産の準備
- リモート立ち会い出産日当日
- 立ち会い出産の良いところ・悪いところ
- リモート立ち会い出産の良いところ
- リモート立ち会い出産の悪いところ
- リモート立ち会い出産の注意点
- まとめ
本当は産院で立ち会ってもらいたかった
妊娠がわかった時、初産で不安だし、陣痛で痛い時にテニスボールで腰を押してもらったら和らぐとかよく聞くし、立ち会い出産にしたいなーと思ってました。
私の旦那は中国に住んでるので、陣痛来たらすぐに航空券を購入して日本に帰ってきてもらおうと思ってたけど、多分間に合わないし、旦那は産まれてしばらくしてからのご対面になるんだろうと思ってました。
でも里帰り出産なので母に立ち会ってもらったりとかはできるかなーと思ってたので、まさか1人で産まないといけないとは思ってませんでした、、、コロナが流行るまでは。
産院の状況
私が出産した産院は、通常は旦那さん以外でも立ち会いや面会ができる産院ですが、コロナ禍のため立ち会いや面会は旦那さんだけ。しかも事前に5,000円払って検査(抗原検査?)して、陰性だった場合のみ可能とのこと。(ちなみに妊婦は大阪府からの補助があるので、無料でPCR検査受けれました。←自費の場合は20,000円かかるので住民票移した)
私の旦那は、ビザの関係で一時帰国したら再入国できるのかわからない、できたとしても帰国時と再入国時それぞれ2週間の隔離が必要らしいので、旦那の一時帰国は現実的じゃなく、旦那以外の立ち会いは許可されてないので、必然的に1人で出産することになりました。
リモート立ち会い出産の準備
産院が旦那以外の立ち会いを認めてないのだから仕方ないと思って、立ち会いは早い段階で諦めてたのですが、コロナ禍でリモート会議やらオンライン飲み会やらする日常を過ごすうちに、出産の立ち会いもリモートでできるんじゃないかなーと思って、バースプランに書いてみました。産院にバースプランを提出する時に助産師さんやお医者さんに聞いてみたら、分娩台の横にケータイを置くスペースあるから大丈夫とのこと。他にもLINEで旦那さんと話しながら出産した妊婦さんがいるっていう話も聞いたので、安心しました。
なので事前に三脚付きの自撮り棒を買って、準備しました。
私は予定日を過ぎても全く産まれる気配がなかったので、陣痛促進剤を使って出産することになりました。だから旦那もその日は(仕事の都合で休みにはできなかったけど)在宅勤務にしてくれて、朝から会社のパソコンで仕事しながらも、ケータイでwechatのビデオ通話で私とずっと繋いでいて、話しかければ答えてくれる状況でした。
そしてお産が進み、入院部屋⇒陣痛室⇒分娩室に移動する時にケータイを持って移動しました。
入院部屋で、点滴で陣痛促進剤を打たれてる時は、暇なので読書しつつ、たまに旦那に喋りかけて陣痛の状況を報告したりしました。
陣痛室で苦しんでる時は、旦那がたまに「大丈夫?」って声かけてくれました。
分娩台に上がった後は自分では携帯を操作できなかったので、助産師さんに頼んでケータイを台に置いて立ち会えるようにしてもらい、産まれた直後も助産師さんが赤ちゃんをケータイの前まで連れて行って、リモート立ち会い中の旦那が産まれたての赤ちゃんをよく見れるように、図らってくださりました。
出産が終わり部屋に戻ってからも、赤ちゃんと少しの間同室にしてもらえた時に、ケータイ越しではありますが、家族3人で過ごせました◎
立ち会い出産の良いところ・悪いところ
私が出産した日は、私以外にも出産予定の人が多くて、助産師さんがバタバタしてたので1人で放置されることが多く、意識が朦朧とする中でも旦那がいてくれることは心強かったです。
けどたまに旦那が「大丈夫?」って声かけてくれたのですが、陣痛中は答える余裕なかったし、陣痛が少し治まった時でも「大丈夫じゃない💢」って答えるだけで、その時は「死ぬほどしんどいのに話しかけんといて」って感じでいらいらしました。けど話しかけられなかったらなかったで、「声かけの一つもないの?」って怒ってたと思いますw
旦那がいることで、心強くもあり、ちょっといらいらもする。まぁ総合的には立ち会ってもらってよかったっていう気持ちの方がだいぶ大きいけど!その辺りの心境は通常の立ち会い出産でもリモートでも同じ感じかなと思います。
リモート立ち会い出産の良いところ
私の場合、もしリモートという選択肢がなければ、旦那は立ち会いに間に合ってなかったと思うので、ケータイを通じて、我が子が産まれた記念すべき瞬間を共有することができたのは、本当に良かったです。
普通は単身赴任の人とかどうしても仕事の都合がつかない人とかは立ち会いを諦めることが多いと思いますが、リモート立ち会いだと移動する必要がないので、これは一つの選択肢になるのかなーと思います。
リモート立ち会い出産の悪いところ
その場にいないので、手を握ったり、痛みを和らげるのを手伝ってもらったりはしてもらえないのが辛いです。ケータイ越しなので声を掛けることぐらいしかしてもらえない、しかもこっちは死にかけてるのに、パソコンで仕事する片手間に話しかけられてるのが、在宅勤務なので仕方がないといえども、イラっとしました。ちゃんと足を運んでその場にいてもらえるのとは、やっぱり違うなとは思いました。
リモート立ち会い出産の注意点
・リモート立ち会いできるかどうかは産院によると思うので、事前に確認が必要です。
・出産は長丁場になることがあるので、充電を切らさないようにしておくことが大事です。部屋にいる間はずっと充電器つないでたので、陣痛室や分娩室に行っても安心でした。
・部屋を移動する時にケータイを持って行きたいこと、分娩台に乗った後にケータイをセッティングしてほしいこと等、助産師さんの協力を必要な場面があるかと思うので、お産の流れを邪魔しない程度にお願いすることが大事です。
まとめ
やっぱりリモートじゃなくてリアルで立ち会ってもらえるのが一番良いかとは思いますが、それができない今、立ち会いなしよりはリモートでも立ち会ってもらえてよかったなぁと思いました◎