きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【広州で妊娠】妊娠発覚してからの対応は?産院(アイボーン)での5w6wの妊婦健診の内容は?料金は?出産までの流れは?

中国の広州に帯同中、第二子妊活の末に妊娠し、妊婦健診を受けたり、広州で出産する場合はどういう流れになるのかを確認したりしました。(結局流産してしまったので、出産まではいきませんでしたが)

今まで知らなかった事を色々知れたので、今回は広州での妊娠・出産に関して私が経験した事や入手した情報について記事にします。(2023年11月・12月時点の情報です。)

妊娠発覚してからの対応

生理が遅れていたので「もしかして」と思い、生理予定日の1週間後に妊娠検査薬を使ってみると、陽性でした。

すぐに受診してもまだ胎嚢や心拍が確認できないと再度受診しないといけないから、しばらくしてからにしようと思い、約1週間経ってから保険会社(ウェルビー)に連絡しました。
妊娠・出産は保険の適用外ですが、病院の斡旋はしてくれました。
特に希望する病院はないと伝えると、广州爱博恩妇产医院(アイボーン)を紹介してもらえました。

アイボーンについて

住所

龙口东路6号

アクセス

地下鉄3号線岗顶駅から徒歩約5分

概要

愛博恩婦産医院(中山三院愛博恩国際婦産中心)は、中山大学附属第三医院と愛博恩医療集団が共同で創業した、2016年にできたばかりの比較的新しい産院です。

広州で妊婦検診を受けたり出産したりする日本人は、このアイボーンに通う人が多いです。

妊婦健診(5週目)

ウェルビーを通してアイボーンの受診予約をすると、アイボーンの通訳さんからwechatで連絡が来て、名前・生年月日・パスポート番号を聞かれ、予約時間を確認されました。

当日院内に入るとすぐ通訳さんが来て案内して下さり、まずは料金の説明&支払い。
8週目と10週目と12週目ににエコーをする予定で、金額は12週までの検診は何回行っても699元だと言われました。(11月だったので双11のキャンペーン中だったとのこと。時期によって金額違うらしい。)

まずはトイレに行ってから膣エコー。自分の計算では妊娠6週目だったのですが、胎嚢は確認できたけど心拍まだ確認できず、妊娠5週目だと言われました。そして4cmの子宮筋腫があると言われました。(ちょっと成長遅いのかなーと思ったけど、筋腫は前回の妊娠の時からあったし、特に心配してなかった)

続いて血液検査をした後、アプリ(wechatのマイプログラム)の登録をするように言われ登録すると、さっきのエコーの画像がもう見れました。

そして問診を受けた後、通訳さんに館内の説明をしてもらいました。

そしてその日の検診は終わり、1週間後に来るように言われて予約を取って帰りました。

帰り道、病院の近くのサイゼリアでお昼ごはんを食べていると、通訳さんから「血液検査の数値が良くないので、注射を打ちに来てください」と電話がありました。
卵巣から出るプロゲステロンという女性ホルモンが少なく、切迫流産の状態なので、薬の服用と3日間の筋肉注射が必要と言われ、すぐ病院に戻りました。

薬&注射代525.01元を払いました。さっき払った699元は込み込みじゃなくて、早速色々と追加料金かかるんかいwと思いました。

注射を打ってもらって薬を受け取って帰宅。
翌日&翌々日も注射。筋肉注射なので結構痛い。

妊婦健診(6週目)

最初の検診から1週間経った日に2度目の検診。
血液検査の後、膣エコーをしてもらうと6w3dと言われました。心拍も確認できて、順調に育ってるみたいで、痛い注射を打った甲斐があったなと思いました。

問診を受けた後、引き続き服薬は必要とのことで、薬代134.55元を支払って薬を受け取って帰りました。でもひとまず心拍確認できたので安心していました。血液検査の結果はアプリで見れるとのことで、結果が見れ次第連絡するように言われ、病院を後にしました。

それでまた病院の近くでラーメンを食べていると、アプリに血液検査の結果が表示され、「え、これ数値低いんちゃうん」と思って電話してみると、やっぱり「今からまた来てください」ということになり、1週間毎日注射を打たないといけなくなりました。注射代の659.12元を支払って、注射を打ってもらって帰宅。

それから次の検診まで毎日注射を打ってもらいに通いました。

その後の流れ

その1週間後の検診で、7週までは成長したものの心拍は確認できなくなってると言われ、流産処置になりました。

詳しくは別記事で書きました。↓

何もなく順調であれば、12週までは699元の8週・10週・12週で妊婦検診があり、13週~40週までは、さらに15,000元~20,000元支払って検診を受け、出産には約4万元かかるとの説明を受けていました。なので出産までは少なくとも合計55,000元はかかる感じですね。さらに無痛分娩にすると約7,000元かかるとのこと。その他にも色々追加料金かかりそう…。

ちなみに産後の入院期間は3日間で、その後は月子という産後ケアを受ける人が多いそうです。

私は今回は残念な結果になったので、あんまり詳しいことはわからないのですが、現在妊活中なので次は元気な子が産めるように、その時はまたブログでも出産レポ書きたいなと思っています。

まぁ値段が高すぎるので、広州で出産するかどうかはわからないけどね。(今回は広州で産むか日本で産むか悩んで結論が出る前に流産してしまった。)