きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【2022年中国渡航準備】帯同家族ビザ(S1)取得のための招聘状申請で準備した書類は?発行までにかかった時間は?

新型コロナウイルスの流行により、中国の帯同家族ビザの申請ができない状況が2020年からしばらく続いていましたが、2021年の秋頃からやっと申請・取得できる状況になっており、渡航できる家族が増え始めています。我が家もやっと渡航できました。

これからは渡航に関する話もブログで色々報告していきたいなと思ってます。

今回は招聘状取得について書いていきます。

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我が家の現在の状況

中国の広州に赴任中に旦那と出会い、私が帰国してからはしばらく遠距離恋愛・遠距離結婚をしていました。
「子供が生まれたら、育休期間中は広州で一緒に住もう」と決めていたので、2021年春節に帯同家族ビザで渡航する予定でした。
でもコロナの影響でビザが取れず、今までのようにビザなしで行き来することもできず、息子が1歳6ヶ月になった今でもまだ息子はお父さんと対面できていません。(このままいけば、1歳7ヶ月でやっと対面できる予定)
早く会わせてあげたいなぁーと思いつつ、帯同家族ビザ申請受付の再開を待ち続け、2021年の12月に招聘状申請。(←2021年9月頃から受付再開していたようですが、諸事情で申請が遅れました。)

中国の帯同家族ビザを取得するために必要な招聘状とは?

あまり聞きなれない言葉ですが、「招聘状」とは、ビザ取得の時に使用する、入国する側の企業や人からの推薦状のようなものです。読み方は「しょうへいじょう」です。中国語では「邀请函(PU)」といいます。
2022年現在、まずは目的地の省レベルの外事弁公室或いは商務庁の発行した招聘状を取得してからではないと帯同家族ビザの手続きができません。
私の場合は目的地が広東省広州市なので、広東省からの招聘状が必要でした。省レベルの外事弁公室、つまり「广东省人民政府外事办公室」から発行されました。

招聘状申請のために準備した書類

手続き自体は旦那の会社がやってくれたので、実際どれだけの書類を提出したのかはわかりません。(結構申請資料を準備するのも大変だったそうなので、たくさんありそうです。)
私が実際に署名や準備等を行ったものは、下記の4点です。

承诺书

広州市新型肺炎管理に従って入国することを承諾しますという書類です。
広州市が指定したホテル内にて隔離を受けることになるので、そのことを了承していることを宣誓するものです。
自分の分と息子の分の書類をプリントアウトして、署名&「右手人差し指第一関節まで」押印した後、スキャンして提出しました。
息子の指に朱肉つけて押印するのが難しすぎて、何度もやり直しました。(最初から多めにプリントアウトしておけばよかったです…)

知情书

新型肺炎に関する管理についてのお知らせです。
自分の分と息子の分の書類をプリントアウトして、署名した後、スキャンして提出しました。

パスポートのコピー

自分のパスポートと息子のパスポートの顔写真のページをスキャンして提出しました。

ワクチン接種証明書

最初は上記の3つの書類だけ提出し、区の申請まで通ったらしいのですが、途中で基準が厳しくなり、ワクチン接種証明書も必要になったらしく、申請してしばらくして追加書類として準備しました。
息子はまだワクチンを接種できる年齢ではないので、私の分だけです。
デジタル庁のアプリで取得した証明で大丈夫でした。(スマホで取得した証明なので、かなり縦長になりました。)

申請から発行までにかかった時間

12月2週目 招聘状発行申請

1月1週目 追加資料提出

1月最終週 招聘状発行

招聘状の発行を申請してから実際に発行されるまで、全部で7~8週間かかりました。
(発行されたのが春節直前で、旦那の会社は既に春節休みに入っていたため、発行の連絡が来たのは、申請してからちょうど2か月後ぐらいでした。)

まとめ

招聘状申請の手続きはほとんど旦那の会社がやってくれたので、自分でやらないといけない作業は多くはなかったのですが、家にプリンターがないため、子連れだとなかなか大変でした。
プリントアウト→署名&押印→スキャンというような、会社でやれば5分で終わるような一連の作業でも、コンビニに行ってプリントアウト→家で署名&押印→またコンビニに行ってスキャン、しかもコンビニによってはWi-Fiがうまくつながらなくてスマホのデータを送れなくて何軒か回ったり、作業の途中で息子がぐずったり、で数時間かかるということに気付きました。簡単に見えて意外としんどい。。。

でも、招聘状を取得できてからは、やっと渡航が現実的になって、ウキウキしていました。