中国に渡航するための招聘状が取得できたら、次のステップはビザ申請です。
ビザ申請するためには、証明写真の準備が必要なので、今回はその証明写真を撮りに行ったことについて書きます。(2022年に証明写真を撮りに行った時の情報です。)
ちなみに、招聘状については前回の記事で書いています。
中国ビザ用写真について
中国に渡航するためのビザ用写真は、色々と細かい条件があります。
↑このリンク先に形式や規格など載ってるのですが、こんな感じで条件が多すぎて読むのも嫌になりますよね。笑
申請表に貼付する写真の形式、規格、およびその他の要求について
形式:デジタル写真および申請表貼付用の写真形式は上図参照。
规格:デジタル写真の規格寸法は幅 354×高さ 472 画素以上、幅 420×高さ 560 画素以下。
申請表貼付用写真は縁なしで幅 33mm×高さ 48mmの各寸法を満たしたもの。
カラーモード:デジタル写真カラーモードは 24 ビット RGB カラー。
圧縮方法:デジタル写真の圧縮方法は JPEG 圧縮方式、通常ファイルのサイズは 40K~120K。
被写体の要求:申請者本人のみが正面を向いて撮影されたもの。その他の要求 : 目は開いた状態であること。口を閉じること。耳を出すこと。自然な状態で、如何なる動作もしないこと。フレームの太い眼鏡や色つきの眼鏡はかけないこと。人物は左右 20 度以上回転せず、上下は 25 度以上傾けない。)
頭部装飾:帽子やスカーフ等は身に着けないこと。但し、宗教上装着が必要な場合は、申請者の顔全体が見える状態で装着。
写真品質要求:写真は汚れや破損がないこと。テカリや影がないこと。明るすぎず、暗すぎず、自然な肌色であること。人物は写真の中央に位置し、顔全体が写って
いること。両目の距離が 60 画素以上になるように調整すること。フラッシュなどによる赤目になっていないこと。
デジタル画像のサイズと位置:幅 354×高さ 472 画素のサイズの画像の場合の要求は、人物は中心に、水平に位置すること。顔のサイズは幅 205±14 画素であること。
髪の上から写真の上辺までの距離は 10~70 画素であること。目の位置は写真の下辺から 256 画素以上であること。
髪型の高さが高すぎる等特殊な場合は一部カットしてもよい。
貼付用写真のサイズと位置:頭部は幅 15~22mm、高さ(下顎から頭頂部間での距離)は 28~33mm であること。頭頂部から写真の上辺までの距離は 3~5mm、
人物の下顎から写真の下辺までの距離は 7mm 以上であること。
背景:背景は白色、或いは白に近い色であること。
写真は提出の6ヶ月以内に撮影されたもの。
そんな細かく決められたら自分ではできる気がしないし、旦那にも「写真屋さんで撮ってもらった方がいい」と言われたので、私はカメラのキタムラに行って撮影してもらいました。
(5年前にビザ取った時は写真屋さんなんて行った覚えがないから、普通の証明写真でいけたような気がするのになぁ、、、めっちゃ厳しくなってる。)
撮影の流れ
カメラのキタムラへ行き、カウンターで中国渡航のためのビザ用写真を撮ってほしい旨を伝えると、証明写真撮影コーナーに案内されました。
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最初は息子の分から撮影しましたが、撮影要件に「口を閉じること」と書かれていたので、常に口が開いているうちの1歳児は上手く撮れませんでした。笑
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そこで、先に私の分の撮影をすることに。
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気を取り直してもう一度息子の撮影に進むと、スタッフさんが良いタイミングでシャッター押してくださって、奇跡的に口を閉じた写真が撮れて、無事撮影終了しました。
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そしてスタッフさんが、中国ビザの条件に当てはまるように、撮影したデータを調整して下さりました。(この待ち時間が子供がうろちょろしようとして、店内はカメラとかいっぱい置いてあるのでうろちょろさせたくないし、子供の気を紛らわすのに苦労しました。)
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支払いと写真受け取りで完了。
(データは自分でダウンロードするので、家でやりました)
料金
私はビザ用データとプリントした写真6枚が欲しかったので、下記の通り注文しました。
基本料金(写真2枚付):1,760円
WEBデータ加工:1,100円
焼き増し4枚:1枚当たり385円×4枚=1,540円
合計:4,400円
自分の分と子供の分の2人分だったので、8,800円支払いました。
私が撮影に行った時(2022年2月)の料金は上記のような感じでしたが、現在公式HPを見たところ少し値上げしているようでした。↓
ビザ用の証明写真|証明写真の撮影・写真プリントはカメラのキタムラ
下記クーポンで安くなるようです↓(私はクーポンの存在知らなくて普通に定価で支払ってしまった…)
後日談
ダウンロードした撮影データを旦那の会社の人に送ると、サイズが違うと言われ、確認したところ、条件に当てはまってなかった(画像のサイズが小さすぎた)ので、撮影した店舗に電話して正しいものを用意してもらいました。
店舗には、中国ビザ用の写真の条件が書かれた紙が貼ってあったのですが、それが自分が持っている物とは違ったので、電話でその事も伝えて、正式なものを確認してから作り直してもらえるようお願いしました。(その店舗に貼られていた紙の内容が古かったのか、単純に作業したスタッフさんのミスなのかはわからないけど)
子連れで後日もう1回車を運転して店舗に出向くのは手間なので、「写真屋さんにお願いしてるんやから、ちゃんと条件に合ったものを渡してほしかった」と少しイライラしましたが、ちゃんと丁寧に謝罪して正しいものを作り直して下さったので、「ミスは誰にでもあるし、良い写真も撮ってもらえたし、満足♪」って感じになりました。(←私ちょろいw)
そもそもスタッフさんが「この店で撮影してる人も結構いる」と言ってたので信用しきって私自身も確認を怠ってしまいましたが、受け取った時にダウンロードするためのIDとパスワードが書かれた紙をもらい、そこに画像サイズも書かれていたので、ちゃんと自分で確認して気付ければよかったです。
中国ビザ用写真を撮る人は、もし写真屋さんで撮影してもらうにしても、中国ビザ用写真として使用するためには、細かい条件がたくさんあるので、もらった写真がそれにちゃんと当てはまるかどうか、できる限りその場で確認するのがオススメです。