きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【2022年中国渡航準備】大阪の中国ビザ申請センターで家族帯同ビザ(S1)申請!場所は?提出した書類は?所要時間は?料金は?子連れでの申請はどんな感じ?

中国で働く旦那と一緒に住むために、大阪のビザセンターで、私と息子の分のビザの申請をした時のことについて書きます。(2022年2月の話です)

大阪府ビザ申請センターについて

場所

大阪府大阪市中央区博労町三丁目3-7ビル博丈9階(旧ORE本町南ビル9F)

アクセス

心斎橋駅2番出口クリスタ長堀北9エレベーターから徒歩約6分

本町駅18番出口から徒歩約7分

行き方

心斎橋から行く場合は、せんば心斎橋筋北商店街を北上(本町から行く場合は商店街を南下)していくと、この「ビル博丈」という建物があります。

商店街側から見て向かって左(本町側)に回ります。

ここが入口です。↓

ビザセンターは9階にあります。

申請受付日

火曜日から木曜日まで(祝日を除く)

※休業日:月曜日、金曜日  

受付時間

9:30-12:00 13:00-14:30

家族帯同ビザ(S1)申請のための書類

申請のための必要書類

ビザセンターの公式HPでは、下記の書類が必要だと書かれていました。

●パスポート原本及び写し(余白 2 ページ以上,有効期限 6 ケ月以上)
●6か月以内の証明写真(4.8×3.3cm/カラー/背景は白)1枚
●中国査証申請用紙
●中国国内に居留する外国人(招聘する親族)からの招聘状(FAX・PDF 可)
※招聘状の内容:
①申請者個人に関する情報:姓名、性別、国籍、生年月日など。
②申請者訪中に関する情報:訪中理由、入出国日時、滞在地、予定滞在日数、
及び招へい者との続柄、滞在費用負担者等。
③招へい者に関する情報:招へい者姓名、電話番号、住所、招聘者の署名
●招聘者のパスポートコピー、居留証コピー 
●申請者と招へい者の家族関係を証明する書類(戸籍謄本、結婚届、出生届、公
安派出所発行の関係証明或いは親族関係公証書等)
※駐在者・留学生の親族の他、私人事務等の目的での申請があります。
その場合、中国大使館が求める追加書類が必要です。
※中国に入国後、30 日以内に居留する地域の県級以上の人民政府公安機関出入境
管理機関で居留申請をする必要があります。

実際に提出した書類

私は念のため色んな書類を準備していましたが、実際に提出したものと提出せずに持ち帰ったものがありました。(あくまでも私の場合なので、参考程度にとどめてください。もしかしたら必要かもしれないと思う書類は一応用意しておいた方が、二度手間にならなくて良いと思います。)

パスポート(原本とコピー)

私の分と息子の分のパスポートの原本を預けました。顔写真のページのカラーコピーも提出しました。

6ヶ月以内の証明写真(1枚)

細かく規定があるので、写真屋さんで撮影してもらいました。私の分と息子の分を1枚ずつ提出しました。撮影しに行った時のことについてはこの記事で書いています。↓

オンライン中国査証申請用紙

オンライン申請書自体は、旦那の会社が準備してくれたので、私の分と息子の分を印刷し、署名して提出しました。

中国の役所から発行された招聘状

中国で発行された招聘状(PU)です。この記事で書いたものです。↓

印刷して持って行きました。

旦那からの招聘状

旦那の会社の人が作ってくれたものを印刷して持って行きました。

旦那のパスポート・旦那の居留証・旦那が最初に取得したZVISA

印刷して持って行きました。

今思うと、「現在のZVISAではなく、昔に取得したZVISAの提出でよかったのか?」と不思議ですが、これで大丈夫でした。(そもそも旦那のZVISAは必要書類に書かれてなかったから、要らなかったのかも。)

戸籍謄本

コンビニのコピー機で取得したものを提出しました。

ワクチン接種証明

息子はまだコロナワクチンを接種できる年齢ではないので、私の分だけです。デジタル庁のアプリで取得した証明書を印刷したものを持っていきました。招聘状申請の時も、それを提出したのですが、今回はアプリの証明は使えず、役所の証明書がないといけないと言われました。

ワクチンを接種した時のシールの写真でもいいと言われたので、「それなら夫に写メで送った覚えあるからスマホの中にデータがあるはず!」と思って、探してみたらあったので、印刷してもらいました。そういえば「印刷するのに50円かかります」とか言われた気がするけど、請求されてないような。。。

提出した書類まとめ

公式HPに書かれていた必要書類+中国の役所から発行された招聘状(PU)+旦那が最初に取得したZビザのコピー+ワクチン接種証明を提出しました。

準備したけど不要だった書類

全ての旧パスポート(原本とコピー)

旦那の会社の人からの情報では、昔のパスポートも全部必要だとのことだったので、以前のパスポートを持って行きました。以前取得していたビザや居留許可のページも一応印刷して行きましたが、全て必要ありませんでした。

「東京のビザセンターで申請する場合は昔のパスポートが必要だけど、大阪は要らないですよ」と言われました。

以前のパスポートがないことの理由書

私は1つ前のパスポートは持っていたのですが、2つ前のは見当たらなかったので、その理由書を持って行きました。子供の分も、パスポートが未使用であることの理由書を持って行きました。

が、前述の通り、昔のパスポート自体が必要なかったので、理由書も要りませんでした。

渡航理由書

なぜ渡航する必要があるか説明する書類を持って行きましたが、必要ありませんでした。

追加書類

パスポートのコピーの下に「中国入国後、速やかに居留証手続きします」と書いて署名したものを持って行きましたが要りませんでした。

海外渡航歴声明書

過去28日間の海外渡航歴・最終日本帰国日等を記入した書類も、必要ありませんでした。

夫の工作証・工作許可通知書

印刷して持って行きましたが、必要ありませんでした。

自分のマイナンバーカード・運転免許証両面コピー

大阪に住んでいることを証明する資料として提出を求められる可能性があると言われて準備していきましたが、必要ありませんでした。

申請の流れ

事前に行うこと

・役所から招聘状が発行されるのを待つ

・ビザ用写真を撮影する

・その他の必要書類(上記)を準備する

・ビザ申請センターの予約を取る(下記リンク)

https://bio.visaforchina.org/#/nav/appointmentForm?use_type=center&visacenterCode=OSA2&request_locale=ja_JP&site_alias=OSA2_JP&isAuthentication=N

当日の流れ

10分前にビザ申請センターに到着しました

受付で番号札をもらい、イスに座って待機

係の人(おそらく日本人)がイスの所まで来て、持ってきた書類を一通りチェックし、必要なものと不要なものに分類

番号が呼ばれたら、必要なもののみを持ってカウンターに提出

カウンターの中の人(おそらく中国人)が書類チェック

指紋採取(私の分だけ)

なかなか採取できなかったので、ハンドクリームを貸してくれました

請求書の受け取り&予定受領日について説明を受ける(支払いは受け取りの時)

申請のためにかかった時間

ビザセンターに到着してから出るまで約30分でした。

予約制のため待ち時間はほとんどなく(←番号札が呼ばれるまでの本来待ち時間の間に書類を事前に確認してくれたので、カウンターで呼ばれてからは提出して少しやり取りして指紋を登録するだけだったので)スムーズでした。

受け取りの流れ

申請の際に言われた受領日(私の場合は申請から8日後の13:30~15:30の間)にビザ申請センターに到着

カウンターに係の人がいなかったので少し待機

係の人が来たら署名した請求書を渡し、支払い

ビザの貼られたパスポートと領収書を受け取って手続き完了!

ビザに記載された内容に間違いがないか確認して、帰宅

受け取りのためにかかった時間

ビザセンターに到着してから出るまで10分弱でした。

着いた時はカウンターに係の人がおらず、「もしかしてもう閉まってる?」と焦りましたが、しばらくしたら来て、手続きしてくれました。

ビザ取得のための料金

ビザ料金 3,000円

手数料 5,000円+消費税500円

急ぎではない普通申請であれば1人あたり8,500円です。

私と息子の2人分の申請で合計17,000円でした。

クレジットカードもVISAとマスターは使えました。

子連れでの申請について

1歳4ヶ月の息子をベビーカーに乗せていきました。息子を連れて電車に乗ること自体が2回目だったのでドキドキしましたが、ラッシュを避けたのでゆっくり座って行けて、息子も景色を見たり(地下鉄では車内を見たり)、大人しく座ってくれてたので安心しました。

申請の日は、ビザセンターに着くと少しぐずったので、ベビーカーから降ろすと、機嫌は直りましたが、うろちょろ歩き回りたがるので大変でした。番号が呼ばれてカウンターに行ってからは、私の膝に座らせてましたが、落ち着いて座っていてくれないので、抱っこ紐に入れようかと思ったところ、手続きが終わりました。予約制だからか、あまり待ち時間もなくすんなりと進んだので、ストレスは少なめでした。受け取りに関しては一瞬だったので、ベビーカーに乗ったままお利口にしててくれました。想像していたよりは楽でした。

感想

数年前にZビザ(就労ビザ)で渡航した時は、卒業証明書とか無犯罪証明書とかも用意したので、S1ビザ(帯同ビザ)はそういうのが必要なくて助かりました。しかも用意した書類も必要ないものが多かったし、、、。(東京と大阪で必要書類が違うの、謎すぎるw)

けど子供の分と2人分だし、子育てしながら時間を見つけて書類の準備作業をして手続きに行かないといけないのが大変でした。コンビニのコピー機の前で、息子が泣き叫ぶ中、長時間印刷作業しないといけないのも辛かったし、体感的にはZビザよりしんどかったです。そしてビザがちゃんと下りるのかわからないという不安も精神的にきつかった、、、。

そういえば、そのZビザの時はビザの申請に行った記憶がないので、代理店が全部やってくれたんだと思うのですが、今はビザを申請する時は指紋を登録しないといけないから本人必須だそうです。(代理店の人と一緒に来てた人もたくさんいましたが、本人も必ず行かなければいけません)

まぁ何はともあれ無事ビザ取得できてよかったです。念願のビザを手にした時は、感極まって泣きました。

これから申請される方も、無事ビザが発行されて渡航できることを願っています。。。