きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【2023年中国渡航】中国入国のために必要な事前手続き!PCRや抗原検査は必要?WeChatアプリでの中国税関出入国健康申告のやり方は?

2023年7月に中国に再渡航しました。昨年入国した際よりはだいぶ簡単になっているものの、渡航前にやらなければならない手続きがあったので、それについて解説します。(2023年7月に渡航した際に私が子連れで渡航した際に行った手続きに関する情報です。2023年8月30日以降は、PCRや抗原検査が不要になるとのことですので、この記事の内容とは異なる手続きになるので、参考程度に留めてください。)

中国入国事前手続き

コロナ禍前は、航空券を購入して飛行機に乗るだけで中国に入国することができたのですが、現在は、事前に下記の3点を行う必要があるので注意が必要です。

・ビザ取得

PCR検査または抗原検査

・中国税出入国健康申告

それぞれに関して私が行った手続きについて、下記で説明していきます。

ビザ取得

現在、中国では日本国籍に対する査証免除措置(ノービザ政策)が停止されていて、ビザなしで入国することはできないため、基本的には事前にビザ取得が必要です。(短期滞在且つ第三国を経由して帰る場合は「72/144時間トランジットビザ免除措置」もあるそうですが)

私は昨年ビザ取得して、現在は有効期限内の居留許可があるため、今回はビザの手続きは必要ありませんでした。

以前ビザ取得した際の記事はこちら↓(※2022年のものなので、現在とは色々状況が違います。)

 

PCR検査または抗原検査

出発前48時間以内に抗原検査あるいはPCR検査を行い陰性である必要があります。

そして、この検査結果は、追って解説する「中国税出入国健康申告」のところで報告します。

昨年は、新型コロナウイルスの防疫対策のため、指定された病院(2ヶ所)で陰性証明書をもらう必要がありましたが、現在は証明書は不要で、完全に自己申告です。

私は念のため、陰性の結果が出た抗原検査キットの写真をスマホで撮っておいて、キット自体をも持って渡航しましたが、どこでも確認されませんでした。

国税出入国健康申告

中国に入国するためには、事前に「中国税出入国健康申告」を行う必要があります。

私はiPhoneのWeChatのアプリで申告を行いました。

やり方は下記の通りです。

事前準備:WeChatアプリをインストールして使用できる状態にする

WeChatは中国にいると頻繁に使用するアプリなので、既にインストールしていました。

①WeChatの「発見」の中にある「ミニプログラム」をタップ

②「海关旅客指尖服务」というミニプログラムを検索して開く

ここで検索して↓

このミニプログラムを選びます。↓

③「填报/修改≪中华人民共和国出/入境健康申明卡≫」をタップ

出入国健康申告の「申告・編集」を選択します。

④「我知道了」をタップ

「事実を報告してください。虚偽の報告をしたら罰せられますよ」という表示が出たら「わかりました」を選択し、次に進みます。

⑤誰の分の申告をするか選択

初めて申告する場合は「+」をタップすると入力画面が開きます。

私は昨年に出国した際にこのアプリを使用してデータが残っていたので、まず自分の欄の「修改」をタップして、内容編集画面に進みました。(自分の分が終わったら、息子の欄の「修改」をタップして、同様に入力しました。)

出入国情報と個人情報の入力

出入国情報⇒香港・マカオとの往来じゃないので否、入国なので入境にチェックしました。

個人情報⇒氏名・性別・生年月日・国籍・職業・身分証明書の種類(パスポート)・パスポートNoを入力しました。

 

⑦その他の情報の入力

 

公共交通機関(国際線の飛行機)での入力なので是、便名と座席番号、「境内」をチェックして中国国内の電話番号を入力し、その他の連絡先欄に旦那の名前・電話番号を入力し、中国国内の住所入力・地区選択をしました。

渡航歴・健康状況の入力

渡航歴のところには、直近14日間(14日前から渡航当日まで)の滞在先情報⇒ずっと日本に滞在していた旨を入力しました。(前日に入力すると、未来の日付は選べなかったので、结束日期は一旦渡航前日を選択しておいて、渡航当日に修正しました。)

健康状況については、特に何の症状もないので否。

そして48時間以内の抗原検査の結果「阴性」を選択。

「報告内容が真実であり、もし虚偽の報告をした場合は法的責任を負う。」というチェック欄にチェックを入れ、「提交申报」をタップして提出。

すると健康コード(QRコード)が発行されます。↓

 

このQRコードスマホに保存すれば完了です。

⑨同行者の情報の入力

私は息子と一緒に渡航したので、息子の分も入力しました。

⑤で息子の名前の「修改」を選択し、⑥~⑧を同様に入力して、息子の分の健康コードを取得し、保存しました。

健康申告入力・使用のタイミング

私は渡航日前日に、一旦入力しました。そして渡航当日、成田空港でチェックインしてから、前述のように⑧の渡航歴の欄の日付を「渡航14日前~渡航当日」に変更しました。←ここまで厳密に修正せずに前日からその14日前までの滞在歴の記入でも良いような気もするけど念のため。(健康コードは昨年のような「チェックされてOKにならないと色が変わらない」というものではなく、入力したらすぐQRコードが取得できてしまうので、自分が入力した内容が正解なのかどうかがわからないw)

この健康コードは、成田空港でチェックインする時に入力が完了しているか確認されました。

実際に使用するのは、中国の空港に到着した時です。入国する際にQRコードをかざす必要がありました。

まとめ

検査が完全に自己申告だし、健康申告入力の所要時間も30分程度だったので、意外と簡単にできました。(渡航前に、過密なスケジュール&数万円の費用かけて陰性証明書取得してた去年が異常だった。)

事前手続きも楽だし、入国隔離もなくなったし、気軽に往来できるようになって嬉しいです。

あとは短期滞在のビザ免除が再開されたら家族も遊びに来やすいのになぁ。(ビザも健康申告も必要なくなってコロナ前みたいな感じになってくれたらいいのに。。。)