きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【2022年中国渡航】広州の隔離ホテルでの14日間の集中隔離記。

2022年4月に広州に渡航し、2週間隔離ホテルで過ごしました。

今回は隔離期間中どのように過ごしてたかを書きます。

隔離1日目

隔離日数の数え方は、到着日を1日目としてカウントするようです。
ということなので隔離初日=渡航日なのですが、渡航日のことについてはこの記事で書いています。↓

19時頃ホテルの部屋に着いて、その日は疲れていたので、ごはんを食べてシャワーを浴びて、預けていた荷物を受け取った後すぐに寝ました。

隔離2日目

疲れて寝たといえども、渡航した時の大荷物が全部部屋の中にあり、部屋がめっちゃ狭い状態です。息子が起きたら荷解きも思うようにできないだろうなと思って、夜中にむくっと起き上がって音を立てないように荷解きしました。
朝になるとホテルのフロントからWeChatで「重点人员信息登记」とメンタルチェックテスト的なやつを登録するように連絡があったので、スマホで私と息子の2人分登録。隔離でメンタルやられちゃうこと多いから、メンタルチェックみたいなんあるんかな。
午前中に抗原検査キットが配られて、各自でやり方の動画を見ながら検査&報告(穂康码という健康コードに登録)しないといけませんでした。
この抗原検査は2歳以上の子供はやらないといけないと動画内で説明されてたけど、1歳以下の子供については言及されていなかったので、1歳の息子もやらないといけないか質問したけど、その日は回答が来ませんでした。
とりあえず自分の検査だけやって、報告のやり方も連絡が来ずよくわからなかったし、ひとまず待機しました。
エアコンの付け方がわからなくて、夕方までエアコンつけずに過ごしてたけど、暑くなってきたのでWeChatでフロントに質問してわかりました。
部屋の値段についても問い合わせて1泊680元だとわかりました。私は夫の会社が支払ってくれるから、「高くても良いホテルでよかったー!」と思ってたのですが、中国人の人達は「1泊500元以内じゃなかったん?ぼったくりや!そんなに払えないからホテル代えてもらいたい!」と言って、グルチャが荒れてましたw確かに、中国人の人達は日本語サービスとかいらんからその分安くしてほしいって思うよね。。。

隔離3日目

前日に行った抗原検査は自分で登録しなくても、写真をフロントのWeChatに送ればいいだけになったとの連絡がきたので写真を送りました。この日も抗原検査の日だったので、もう1個も検査して写真を送りました。
昨日問い合わせした、息子の分の抗原検査が必要かについてはまだ回答来ずでした。
 
部屋に置いてあった紙に、到着5日以内に一码通の目的地申告が必要と書かれていたので登録しました。また、粤康码の健康コード登録も到着7日以内にやらないといけないと書いてあったので登録しました。これも子供の分も必要なのかわからなくて質問しました。
なんか隔離生活って暇なのかと思ってましたが、色々やらないといけない事や登録しないといけない物があって、息子が寝てる時や、遊んでる合間に作業しないといけないから、結構忙しいなと思いました。(忙しいのは最初の数日だけでしたがw)

隔離4日目

PCR(1回目)でした。防護服の人が部屋の前まで来て検査してくれます。私は鼻でしたが、息子は喉で検査してもらえたので助かりました。(鼻は痛いからかわいそう)
一码通の目的地申告と粤康码は子供の分も必要だと連絡があったので、同行人信息登録しました。抗原検査が必要かどうかはまだ回答が来なくて「一応やっときましょうか」と言っても「今お医者さんの回答を待ってるところなので」と言われ続け、とりあえずステイ。

隔離5日目

自分で抗原検査(3回目)でした。「子供はできればやる、できなければやらなくていい」との回答がやっと来たので、鼻で検査するの難しいし、「やらなくていいならいいや」と思ってやめときました。(やらなくても後々何も問題なかったです。)
冷蔵庫用のベビーガードを忘れたため、息子が毎日冷蔵庫を開けて遊んで大変だったので、旦那がネットで注文してくれたやつが届きました。(だいぶそれでストレス軽減されました。)
元々アメニティとしてインスタントコーヒーは置いてあったのですが、ホテルからのサービスということでネスプレッソのコーヒーマシンが届きました。私はコーヒーあんまり飲まないから、日本から持ってきたブレンディスティックばっかり飲んでたのですが、せっかくなので何杯か頂きました。(砂糖やフレッシュは注文すればもらえました。)

隔離6日目

検査なし。
今までごはんの注文はWeChatのマイプログラムでやってたけど、システムがおかしいらしく、この時以降、フロントに直接チャットして注文することになりました。
なんか政府の管理体制が厳しくなったらしく、いきなり郵便物が届かなくなりました。(息子の爪切りを日本に忘れてきてしまい、旦那にネットで買ってもらったやつが、この日届く予定だったのに、チェックアウトまで受け取れないと言われました。

ちょうど私が入国した時は、試験的に隔離期間を短くしている時だったらしく、元々は集中隔離11日間の予定だったらしいです。(ちらほら噂で聞いてたので、本当かどうか気になっていました。)でも同便に陽性者がいたので、14日になったとホテル側から連絡がありました。(元々集中隔離14日+自宅隔離7日のつもりでいたから特にダメージなし。)
でも旦那がマンションの社区に確認したところ、旦那の住んでるマンションは自宅隔離OKのマンションだったはずなのに、同便に陽性者いたのなら自宅隔離不可と言われたらしく、+7日間を別の低リスクホテルに移って隔離することになりそうで絶望しました。
ちなみにその連絡があった時送られてきた、隔離期間の検査&抗原検査のスケジュール表です。↓(読み取り方がよくわからないけど、何となく何日目に検査があるのかは理解できたw)

隔離7日目

PCRダブル(3回目)。また今回も子供は喉での検査だったので安心しました。
ルームサービス的な感じで好きな物を注文できるみたいだったので、ヤクルトと牛乳注文しました。↓
シーツとタオルの交換についても、問い合わせたところ、週に1回は無料で持って来てくれる(交換ではなく、古いものは部屋でチェックアウトまで保管しておく)とのことだったので、注文しました。
ちなみに前日に、「チェックアウトの時まで受け取れない」と言われて諦めていた爪切りがしれっと玄関前に置かれていたので、助かりました。
隔離期間について、14日+7日+7日になったとの追加アナウンスがあり、自宅隔離できない場合は、別の低リスクホテルで7日隔離、その後引き続き低リスクホテルで7日間健康観察と言われました。
さすがに28日隔離ホテルは辛すぎるから、旦那に伝えて社区にごねてもらいました。(ごねて無理だったら諦めるけど、早く旦那に会えるためにできるだけの事はしたかった。)

隔離8日目

検査なし。
前日に注文したシーツは1枚届きましたが、タオルが届きませんでした。

隔離9日目

自分で抗原検査4回目。
前日タオルが届いてないことを伝えて、届けてもらいました。
ホテルからのサービスとのことで、ヨガマットが届きました。今まで自分で持ってきたヨガマットを敷いてたけど、その横にホテルが貸してくれたやつも敷きました。
自宅隔離できるようになったと旦那から連絡来て歓喜しました。一码通にも「自宅隔離OK」と反映されました。諦めずにごねてもらってよかった!もうそこからは集中隔離終わるまでカウントダウン!

隔離10日目

PCRダブル(4回目)。いつもより激痛でした。
子供は喉だったのでよかった。あんまり口開けてなかったけど大丈夫でした。

隔離11日目

検査なし。

隔離12日目

自分で抗原検査(5回目)。
もう慣れたもんです。

隔離13日目

検査なし。
夜中に出所のための荷造りを始めました。

隔離14日目

PCRダブル。
子供は口の予定やったけど、口をちゃんと開けれなかったので鼻になりました。鼻の検査の他に、電気のスイッチ、テレビのリモコン、スマホ等も何やら拭き取って検査するようでした。
夜中に荷造りほぼ完了しました。

隔離15日目

待ちに待った出所!

解除日のことについては、また詳しく別記事書きます。

まとめ

隔離ホテルでは、もっと辛い生活になるのを予想していましたが、大当たりホテルだったので、思ったほどキツくはなかったです。

美味しかった隔離メシについてはこの記事で書いてます。↓

でも、たまに検査のために防護服を着た人が玄関前まで来ること以外は、毎日朝から晩まで息子と一緒に遊ぶというずっと同じ生活で、さすがに2週目にはちょっと飽きてきました。

途中で政府の政策が変わったりして、滞在中も、隔離期間についての案内が二転三転(いや実際は五転ぐらいw)しましたが、結局14日間で無事出所できてよかったです。