2022年4月に広州へ渡航しました。渡航前日についての記事はこちらです。↓
今回は渡航当日の流れについて、振り返ります。
成田空港にて
0630 成田空港へ移動
ホテルの始発のシャトルバスに乗って、成田空港第1ターミナルへ向かいました。
0640 ANAのカウンターのチェックインの列に並び始める
空港のチェックインカウンターに着くとすでに長蛇の列ができていて、ぎょっとしました。
0750 チェックイン手続き
事前に預け荷物は手ぶらサービスで預けてたし、オンラインチェックインもしてたけど、自分のベビーカーを預けて貸出ベビーカーを借りる手続きをしました。この時に中国税関出入国健康申告がしっかり登録できてるかチェックされました。
0800 オムツ替え
ここでオムツやおしりふきのセットをトイレに置き忘れてくるという失態w
0810 両替
一応現金も少し持っておきたいなあと思って少しだけ日本円⇒人民元に両替。
1元=20円超えてて、隣で両替している人もめっちゃショックを口にしてたので、思わず「今レート悪いですよねぇ」と話しかけてしまいましたw
0820 お見送りに来てくれた母や叔母としばし団欒
チェックインの列が思いのほか長かったので、ほんまに一瞬しか話せなかったです、、、。
0830 保安検査・出国手続き
特に問題なく済んで、搭乗口に向かいました。途中で飲み物や軽食を買おうかとも思ったのですが、荷物も重いし時間もギリギリだったので何も買いませんでした。(お水や軽食は配られるみたいだったしいいかなぁと思ってましたが、配られた水2本は両方息子が飲んだので喉が渇きました。まぁ隔離ホテルに着くまでの辛抱なので大丈夫でした。軽食は前日にいっぱい買ってたので十分足りました。)
機内にて
0840 搭乗手続き
子連れのため優先搭乗できました。
中国政府の指示により機内食の提供が中止されていたので、搭乗口を通ってから飛行機に乗るまでの通路で、お水と軽食が配られました。「機内では配れないけど飛行機の外ならええやろ?」って感じなんかなー。食べるのは普通に機内で食べれました。
大人に配られたのはこんな感じのセットです。
子供にはこれが配られました。
子供のはお菓子しかなかったし、大人のパンもカレーパンとかチョコレートパンとか子供が食べれないものばっかりだったので、前日にパンをいっぱい買っておいてよかったです。
0910 離陸
機内は満席ではなかったので、搭乗人数制限されているんだろうと思います。私も3席並びのシートで、窓側に息子、真ん中に私が座っていましたが、隣(通路側)に誰も座ってなかったので、広々と座れました。
息子は離陸直前からしばらく寝てくれてたから、私は『あなたの番です 劇場版』をゆっくり観れたし、途中で起きても備え付けのモニターでミッキーマウスのテレビを観て楽しく過ごしてくれました。
少し飽きてきたあたりでCAさんが息子に「お散歩行く?」と声を掛けて下さり、機内の最後尾まで行って窓の外を見たりして、気分転換になりました。
トイレに行きたい時は声を掛ければ息子を見ておいてくれるとのことだったので、着陸まで1時間を切ったところでCAさんに息子を見ておいてもらってトイレに行き、「オムツ替えもされますか?」と聞いて下さり、成田にオムツを忘れたことを伝えると、もらえたので、私も息子もトイレを済ませ万全の態勢で着陸となりました。まじでCAさんが神すぎました!
この記事にも書いてます↓
広州白雲空港にて
---以下、中国時間で書いてます。---
時差は日本の方が1時間早いので、0910離陸で1230(日本時間1330)着陸なので、飛行時間は4時間20分です。
1230 着陸
指示があるまで着席したまま待機
1320 飛行機から出る
ベビーカーの貸し出しはなかったので、抱っこ紐で移動。飛行機を降りると、防護服の中国人の係員さんが待機場所まで荷物持つのを手伝ってくれました。
1330 入国のための諸手続き
待機場所ではほとんど待つことなく、ほぼ一番乗りで健康コード確認手続きに案内されました。(おそらく子連れなので先に手続きさせてくれたんだと思います。)
誘導されるがまま機械で健康コードを読み取る手続きをするはずが、上手くいかなかったので、結局係の人が確認して、パスポートの裏表紙にQRコードのついたシールを貼ってくれました。(これを色んな場所でスキャンする必要あり。)
そして誘導された通りにPCR検査を受けに行きました。(途中道に迷って全然違う部屋に行こうとしてたら、通りかかった係の人に「こっちやよ」と言われました。)
それまでは特に言われなかったけど、PCR検査の場所では息子もマスクするように言われたし、係の人が高圧的で感じ悪かったですw(それ以外の場所にいた人はみんな優しかった。)
PCR検査場で息子を抱っこ紐から下ろしたので、そこから結構な距離を歩くのが大変でした。比較的ご機嫌に歩いてくれたのが幸いでした。検疫・体温チェックの場所では息子が先にゲートをくぐって行ってしまって大変だったので、そこからは抱っこしました。
入国審査の前に、息子を抱っこしながら2人分の書類(アライバルカード)を書くのが大変でした。
1420 入国審査完了、ターンテーブルの前で待機
入国までの一連の手続きは予想外に早く終わって、ターンテーブルに預け荷物が出てくるのを待ちました。待てども待てども出てこず、結局荷物を受け取るまでに約1時間かかりました。でもその間息子は広い場所で自由に動き回れて嬉しそうだったので、まぁよかったのかな。(束の間の自由w)
1520 荷物受け取り
荷物は消毒液がかけられたのか水滴がパラパラついていました。段ボールも角のところが数十センチ破れてましたが、中身は無事そうだったのでよかったです。
荷物が大量にあったので、カート1台に乗りきらず、カート2台+息子のベビーカーの計3台を交互に押しながら、なんとか進んでいきました。
1530 税関手続き
税関の手続きをするのは、前に3人ほど並んでいましたが、そんなに時間はかかりませんでした。日通からもらっていた別送品申告書を提出し、確認印をもらいました。受け取ったものは航空便・船便の受け取りに必要なので大事に保管が必要です。
1540 バス乗り場への移動
大量の荷物を持ってバス乗り場へ移動するのは大変でした。バス乗り場へ続く列に並んだ後は息子がぐずったので、抱っこ紐に入れてベビーカーを畳み、カート2台を押しました。1人でも何とか運べなくはない量でしたが、あまりに汗だくで見ていられなかったのか、同じ便に乗っていた中国人のおばちゃんや、日本人夫婦や日本人のおじさんが、カート押すのを手伝ってくれたので、かなり助かりました。優しい人が多かったおかげで、覚悟していたよりスムーズにバスまで移動できました。
1620 バスに乗る
バスが見えると、荷物は防護服の係員さんが「カートごとそこに置いたら乗せとくから」と言ってくれたので、貴重品が入っている鞄だけ持って、汗だくで乗り込みました。抱っこ紐で抱っこしたまま重い荷物を持ち上げるのが一番不安だったので、係員さんが載せてくれる方式で助かりました。バスの座席も乗降口から一番近い席に案内してもらえました。
1630 バス出発
意外と待ち時間ほとんどなく、荷物積み込み次第すぐにバスは出発しました。
隔離ホテルガチャどこになるのかなーとドキドキしながら、百度地图のマップを見ては、WeChatで旦那に「今、北上してます。」みたいな感じで実況中継してました。
隔離ホテルにて
1640 バス到着
バス移動1時間ぐらいはかかるかなと覚悟してたのですが、一瞬でホテルの駐車場に着いたのでびっくりしました。
ホテルの名前を見て「美豪丽致酒店」って書いてたから早速ググる、、、じゃなくて百度るw
旦那にも連絡して「写真見た感じ、良さそうなホテルやねー」ってチャットしてると、ホテルに「YUWA-HOME」という文字が書いてあるのが見えて、友和不動産のマンションやったらかなり当たりじゃないかとそこで気付きました。
旦那もちょうど友和不動産の担当者に、「隔離期間中ホテルで日本語テレビ観れるようにしてあげてほしい」と連絡してくれていて、「友和の隔離ホテルなら元々日本語テレビ観れますよ」と言われたらしく、それを聞いて「やったー!」と思いました。
でもバスが駐車場に停まってから全然ドアが開く気配がなく、「ここに停まってるけど、またバスが動き出して別のホテルになる可能性もあるな」と思って、降りるまでずっとドキドキでした。
結局、1時間以上バスの中でステイだったので、飛行機の中でトイレに行っててよかったなと思いました。いつになったら降りれるのか何の通知もなくバス車内で放置されたので、息子がぐずってる時やったり、生理2日目とかお腹壊してる時やったら地獄やったやろうなと思います。幸い息子は寝てくれてたし、自分の体調も良かったのでそんなに苦じゃなかったです。
1800 バスから降りて手続き
前のバスで到着した人達がチェックインする列がなくなってからやっとバスを降りれました。防護服を着たホテルのスタッフの方々が、日本語で案内してくれて、荷物を降ろすのを手伝ってくれたり、手続きの手順を教えてくれたりしました。まさか日本語で対応してくれるなんて思わなかったので、めっちゃ助かりました。
指示された通り、まず最初にWeChatでQRコードを読み取って、粤康码という健康コードを登録しました。自分の名前の所を最初どう登録するのかわからず、漢字で入力したり、アルファベットで名前⇒苗字の順番に入力したりするとエラーになりました。正しくは、アルファベットで「苗字(スペース空けて)名前」です。だいたいどのコードも、パスポートの通り「苗字(スペース空けて)名前」にすると問題ないと思います。(後に銀行カードが苗字・名前逆で登録されてて、てこずったけど)
そして自分の荷物をまとめて、名前と個数を書いた紙をスタッフの人に渡して半券を受け取りました。(普段ホテルでチェックアウト後に荷物を預かってもらう時みたいな方式。)荷物をまとめる時も、スーツケースや段ボールはスタッフの人が運んでくれはったし、まとめた荷物は後ほど部屋まで持って上がってくれるということだったので、大助かりでした。
それからホテルの入口で自分の名前を記入しチェックインの列に並びました。
順番が来たら、チェックイン手続きをしました。この時にホテルのフロントのWeChatアカウントを登録&同日チェックインの人達のグルチャも登録するように言われたので、QRコードを読み取って登録しました。このあたりの説明も全部日本語だったので助かりました。
1900 部屋到着
長い移動日が終わり、部屋について一息つき、提供されたご飯を食べて、シャワーを浴びて、部屋まで持って来てくれた荷物を受け取って、寝ました。
まとめ
結構大荷物だったので、無事に移動できるか不安でしたが、優しい人達に助けられ、特に大きなトラブルもなく、思ったよりもスムーズに隔離ホテルに移動することができました。そして隔離ホテルガチャはドキドキでしたが、大当たりだったので歓喜しました。