きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【2023年7月】2歳の子連れでの「ap bank fes ’23 〜社会と暮らしと音楽と〜」参戦記!(ネタバレあり)

ミスチルのファンクラブの継続特典が、今後は継続年数に応じた特典ではなくて全員共通の特典になるそうで、その影響で検索して見に来て下さってるのかと思うのですが先日この記事↓がプチバスして、それ以降もミスチルファンの方々がこのブログを訪問して下さっているようなので、下書きのまま放置してた『ap bank fes ’23 〜社会と暮らしと音楽と〜』に行った時の記事を書いてみることにしました。(もう3カ月以上前の話やからお蔵入りになりかけてたけどw)そして、かなり個人的で自己満な参戦記なので、あしからずw

それにしてもファンクラブ会員を長い間継続することによる継続特典のレア感がなくなって、ちょっと残念です。。。

チケット購入

今回久しぶりに静岡県つま恋にてap bank fesが開催されると知って「渡航の数日前やからスケジュール的にギリギリやけど参加したい!」と思いました。

早速母と妹に連絡!両親+妹(+姪っ子&甥っ子)+私(+息子)の4人分のチケットを購入しました。(甥っ子と息子は就学前なので無料、姪っ子は小学生なので大人1人につき小学生1人まで無料でした。)

子供は「立見エリア ブロック指定」の入場はできないので、今回は「ゆったりエリア」のチケット購入です。(どちらのエリアも1日入場券1枚あたり税込12,000円です。)

back numberの出演する2日目か3日目に行きたかったけど、スケジュール的には1日目がベストだったので、第1希望1日目、第2希望2日目、第3希望3日目で応募したところ、第1希望の7/15(土)のチケットが当選しました。

本来なら当選した後すぐに1日駐車券(税込5,000円)を購入しないといけなかったのですが、私が手配を完全に忘れていて受付期限を過ぎてしまっていたので、結局シャトルバス1日券(税込1,200円)を4枚買いました。(←妹達は車で来るので、シャトルバス代も駐車場代もかかるし、公式ではない駐車場を探さないといけないという痛恨のミス!)

出発

前日まで母は私の引越しの手伝いのために東京まで来てくれていたので、母と私と息子は東京から始発の新幹線でつま恋へ。(父・妹・姪っ子・甥っ子グループは大阪から車で近くまで来て、後から合流することに)

ちなみに私が下記の方法でマイル貯めていて長距離移動はいつも飛行機なので、息子は新幹線での移動は初めてでした。

初めての新幹線移動に興奮しつつも、始発に乗るために早起きして眠たかったのか、道中は息子はほとんど寝ていました。そして起きたら掛川駅

まだ8時すぎだったので、ホームにはほとんど人はおらず、ゆっくりと自分たちの乗ってきた新幹線が出発していくのをお見送り。

ホームは閑散としていたのですが、改札のある1階に降りると割と人が集まっていました。

そして、シャトルバスに乗る列の最後尾まで移動。

乗り場はすぐ近くなのに、順路が駅をぐるっと1周する形になっているし、途中で階段もあったりで、なかなか大変でした。

若い頃なら全く気にならない距離でも、エレベーターがないので階段ではベビーカーを持ち上げないといけなかったり、途中で息子がベビーカーを降りると言い出して手を繋いで歩いたりしたので、果てしない距離に感じました。

列の最後尾に到達してからは、シャトルバスの台数が多くすぐ列が進むので、ほとんど待つことなく出発。

バスでは息子を膝の上に乗せていましたが、割とすぐ(20分ぐらいだったかな)で会場に着きました。(バスに乗ってる間も、すれ違うシャトルバスの多さにびっくり)

バスを降りてから、会場に着くまでも長い道のりを歩いて(と言っても下り坂なのでわりと楽)、門の前に着く頃には長蛇の列ができていました。

入場

入口で荷物検査を受け、チケットを見せて、リストバンドを巻いてもらいました。

そして会場に入ったところで雨が降ってきたので、木の下で雨宿り。

しばらくすると雨が止んだので、順路を進みます。

まずはオフィシャルグッズ売り場が見えてきましたが、グッズは後で買うとして、そのまま進み

フェスの名前が書いてあるゲートをくぐります。

会場のマップとしてはこんな感じで

右下の入口から、矢印のように進んでいきます。

先程の写真のゲートがこの地図の右上にあたるので、ゲートをくぐって進むと左側にプレイエリア「PUU」が見えてきました。

プレイエリアは小高い丘になっています。(そして長い滑り台がある)

逆に右手にはキャンプエリアがあるそうで、↓この写真の「エコステーション」の右側がキャンプエリアの入口になっていました。(ap bank fesでキャンプしたことないので、未知のエリア。いつかキャンプしてみたい!)

そして順路に沿って左に曲がると、右手にフードエリア「piha」が見えてきました。

pihaはこんな感じ。

そこらへんまでは人の流れも進んでいたのですが、フードエリア「koti」の前あたりに来た時に道の右半分に列ができていました。最初気付かず左半分の人の流れに沿ってそのまま歩いていたのですが、「あれ?これライブエリアの列ちゃう?」となって、少し引き返して最後尾に並びました。

そして列にしばらく並んでいたのですが、なかなか進む気配がなく、調べてみるとフードエリアは10時に開いたけど、ライブエリアが開くのは11時でまだまだ時間があったので、並ぶのは母にまかせて、息子を連れてプレイエリアpuuに行きました。

人工の小川みたいなのがあって、水遊びできて息子は大喜び。

しばらくすると妹と姪っ子と甥っ子が到着したというのでフードエリアkotiで待ち合わせて、母が並んでくれている列に合流。それから母がビール飲みたいと言うので再度kotiに行きました。

けど買ってる間にライブエリア入場の列が進んでしまいました。(母にビール渡す頃にはめっちゃぬるくなってしまった…。)

ライブエリアでの場所取りは母に任せることにして、とりあえず私達はごはん購入。

タイ料理大好きな私は迷わずこのお店で購入。

パッタイやきそば&ガパオライスのセットと、タピオカマンゴーココナッツを購入。

ライブエリアに持って行って食べたけど、タイ料理感はあんまりなかったけど美味しかった!

タイ料理以外にも、子供たちも食べれる物をということで、おべんとボウルというお店でもごはん購入。

こんな感じでこちらも美味しかった!

ライブエリアに入場する手前に「koti market」というエリアもあったけど、ごはんやドリンクを持ちつつ子供達の手を引きつつで大変だったので素通りしてとりあえずライブエリアへ。

せっかく早い時間に来たのだから、ゆったりエリアの中でも前の方に陣取ってくれてるのかと思いきや、母が取ってくれた場所は最後尾でした。しかもプライオリティテントという、日よけのテントがある場所!(そういえば母が元気すぎて忘れてたけど、親は高齢者やったwそして便乗させてもらった私達w)

ステージからはめっちゃ遠いけど、坂になっているので見えやすいし、最後尾なので後ろの人に気を遣ったりする必要もなく、良い場所でした。

ちなみに6月の日比谷音楽祭の時はこんなに近かったので、今回は余計に遠く感じました↓

ライブの開演は15時だったので、それまでに後から来た(近くの駅の駐車場に車を停めてきてくれた)父も合流し、フードエリアで買って来たごはん等を食べたり、再度フードエリアに行って追加でごはんを買い足したり、ピクニック気分で楽しく過ごしました。
ごはんを食べ終わるとちびっこ達は飽きたようで、再度プレイエリアpuuへ。

息子と甥っ子は水遊びが楽しかったみたい。

その後、長い滑り台を何回もすべって大はしゃぎ。

竹で作られたジャングルジムもあったのですが、こちらはうちの子は2段ぐらい上ったところで早速落下したので「もういやだ~」と言ってほとんど遊びませんでした。(2歳児には早かったかも)

一方、小学生の姪っ子は、竹で作られた大きいブランコを見るなり「あれ乗りたい!」と言って並び出して、1時間以上待った末、やっと乗れてました。(ライブが始まるちょっと前だったので、一番列が長い時に並んでしまった感があるw)

ライブ

ここからネタバレありです。↓

無事ブランコを楽しんでライブエリアに戻ってる途中に、ライブが始まりました。

まず最初の曲は「よく来たね」。つま恋で聴くこの曲は、いつも色んな気持ちがこみあげてくる。特に今回は久しぶりのap bank fes参戦。その間にほんとに色んな事があったし、ライフステージも変わって、今までとは違う気持ちで戻ってきた。特に最近はコロナ禍もあって辛いこともいっぱいあった中で、ap bank fesに来れた喜び。他の観客も普段それぞれの人生を色んな気持ちを抱えながら過ごしてて、その中でも当日は会場に集まって一緒の空間で音楽を楽しむ。その一人一人に語り掛けるような口調で桜井さんが歌ってくれるこの客は心に刺さる。たとえ姿が見えてなくてもw

「奏逢 ~Bank Bandのテーマ~」も息子たちの手を引きライブエリアへ移動しながら聴き、席に戻って来れた時にやっと落ち着いて曲を聴くことができました。「糸」をゆっくり聴けたので嬉しかった~!

その後、Salyu真心ブラザーズ・Anlyと次々とゲストのアーティストが出てきて、知らない曲がほとんどやったけど、知らなかったけど良い曲に触れることができるのもap bank fesの醍醐味。途中、あまりに心地よすぎてうとうとしてしまったけど、芝生の上で綺麗な音楽を聴きながら眠るのは至福の時間やった。(ゆったりエリアやからこそできる贅沢な過ごし方。。。)

その後はMr.ChildrenのBand Act。いつもミスチルの登場は最後っていうイメージやったけど、まさかの中盤での登場。そして最初の曲は「CROSS ROAD」日比谷音楽祭で聴いて、改めて良さを実感した曲が、ap bank fesでも聴けて良かった!日比谷音楽祭で桜井さん自身も「この曲の良さを今まであまりわかってなかった」的な事を言っていたこの曲!私も「CROSS ROAD」が流行った頃は小さかったのでリアルタイムで聴いてなかったし、特に好きな曲というわけではなかったのですが、改めて聴くとやっぱ名曲やわ!ミスチルの曲は神曲が多すぎて、結構良い曲でも自分の中では埋もれてしまってたりする。。。

そして今回一番心に響いた曲が「横断歩道を渡る人たち」!この曲の登場人物達のストーリーが素敵すぎて、元々大好きな曲なんやけど、このap bank fesにもぴったり!2005年から始まってるこのフェス!初めて行った時は、私もまだ10代で、学生の立場から社会人になり母親になり今回また参加してみると、昔の自分やこれからの自分のような人が同じく音楽を楽しんでいるのを見て、なんか感慨深い。

「HOWL」とか「口がすべって」とか、予想もしていなかった曲が聴けたのも嬉しかった。

そんなこんなでミスチルのBand Actが終わり、宮本浩次小田和正と、楽しみにしていた大御所ゲストのステージに続いていったのですが、宮本さんが「今宵の月のように」を歌い始めて間もなく、息子と甥っ子・姪っ子がプレイエリアに行きたがり出したので、私と妹はプレイエリアに行って、ちびっこ達の無限滑り台に付き合ってた。

ステージも見たかったから残念ではあったけど、こんな素敵な音楽をBGMに遊べるなんて、かなり贅沢やなと思った。(ミスチルのBand Actが中盤にあったおかげでミスチルはがっつり聴けた後やったので良かった)

小田さんの歌声が夕方のつま恋にマッチしすぎてたし、こんな雰囲気の良い場所で子供が滑り台を滑る様子を眺めれるのは幸せや!

ちびっこ達はいっぱい遊んで満足したのか、小田さんの「生まれ来る子供たちのために」を聴きながら席に戻り、桜井さんが歌う「若者のすべて」にはノリノリで拍手したりもしてた。

アンコールは「to U」が来るのは定番やし予想通りやったけど、その前に「HERO」歌ってくれたのはまじで神選曲やった!「HERO」といえば、2005年のap bank fesで桜井さんが感極まって涙してた曲です!当時は若すぎてこの歌詞を深く理解できてなかったけど、今なら「ただこうして繰り返されてきたことがそうこうして繰り返してくことが嬉しい愛しい」っていう部分は刺さりすぎる!親が昔からミスチルファンで、ap bank fesや色んなライブもいつも連れてきてくれてて、今はそれに息子達も加わって、楽しいイベントが繰り返していくことが嬉しすぎる!これから息子が大きくなっても一緒にap bank fesに来たいし、息子が好きになるものがap bank fesやミスチルライブじゃなかったとしても一緒に好きなものを共有して楽しい時間を繰り返していきたいなと思う。「HERO」は親になるとさらに共感できる部分が増えて、今では一番好きな曲!この曲が聴けてよかった!

退場

そして規制退場の末、シャトルバス乗り場に向かいました。

途中でゴミはこんな感じで分別して、エコステーションへ↓

シャトルバス乗り場への列が、長すぎて、地面もジャリでベビーカー押しづらいし、周りにぶつからないように家族と離れないように人の流れに乗って進むのが気疲れするし、地獄でした。まじで駐車場チケット取り忘れた自分を恨むし、家族に申し訳なさすぎた。(若い頃は「列長いし、人多いし、疲れるなぁ」ぐらいの気持ちでしたが、子連れやとかなりハードモードになるので、子供はやく大きくなってほしいw)

くたくたになってバスに乗り、掛川駅から電車で隣の駅の駐車場まで行き、そこから妹の車に乗り、妹が運転してくれて豊橋のホテルまで帰ったのでした。

まとめ

同じフェスでも独身の頃の楽しみ方と、子連れでの楽しみ方が全く違う!昔のようにライブを思いっきり堪能することはできないけど、これはこれで別の幸せがあるなーと感じました。来年も再来年もそれ以降も開催されてほしいし、毎年来たいなぁ。

「miss you」のライブも一時帰国した時に行きたいなぁと思ってたのに、チケット落選しました。妹&母は当選したらしい、、、うらやましい。