きのみきのまま

30代で退職し、旦那の中国(広州)駐在に帯同した駐妻のブログ。旅行・グルメ・子育て・中国関連情報などについて、ゆる~く更新していきます。

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【海外でのケガ】広州で息子が頭を怪我し、保険会社に連絡し、病院に行って、翌日検査のためにCTを撮ってもらった時の話。

子供はいつも元気良く遊んで、頻繁にケガをする生き物ですが、海外にいると、病院に行くのも日本とは手順が違い、戸惑うことがあります。先日息子が怪我をしたので、今回はその時に対処した流れや学んだことについて記事にしようと思います。(2023年11月の話です。)

今回の怪我について

息子が保育園から帰ってきて、外で友達と遊んでいる時に、結構高い場所(60cm~70cmぐらいかな)から落ちてしまいました。下はコンクリートなので硬いのですが、私は息子が遊んでた場所と同じ高さの場所にいたので、落ちる瞬間までしか見えず、下で身体のどこをどのように打ったかまでは見えていませんでした。

息子はすぐ大泣きしたので抱っこして状況を確認していると、近くにいた中国人のおばちゃんに、「保護者があんな遠くにいたらダメじゃない。ちゃんと近くにいてあげないと〜」みたいな感じで説教しにきて、「すぐ対処したいのにうるさいなぁ!3歳のちびっこ達が走り回るのにいちいち親達がずっと後ろからついて回れるわけないやん!」と思いつつ、そのおばちゃん達は下側にいたのできっと落ちた瞬間も見えてただろうと思って、どうやって落ちたか、どこを打ったかを聞いて教えてもらいました。おばちゃんはまだ私に向かってぐちぐち言ってたけど、一緒にいたおっちゃんが「横向きに落ちたから、頭は打ってないと思うし、たぶん大丈夫やよ!」と教えてくれました。「おばちゃんに説教されなくても反省と後悔は私が一番してるし、建設的な話をしてくれよ、おばちゃんの説教聞いてる場合じゃないねん。」と思いつつ、状況を教えてくれたことにお礼を言い、そそくさと退散。

そして座れる場所で状況を整理。

・おっちゃんは頭打ってなさそうって言ってたけど、息子は「頭が痛い」と言って泣いている。

・意識はあるし泣いてるし吐いてないから救急車というほどではなさそうやけど、できるだけ早く病院で診てもらった方がいいと思う。

・普段の病気やちょっとしたケガの時は直接病院(イーストウエストメディカルクリニック)に連絡してるけど、こういう場合はまず保険会社(ウェルビー)に連絡した方がいいのかな?

色々混乱してわからなかったので、とりあえず旦那に電話して報告&どうすればいいのか相談しました。すると、「ウェルビーに状況を連絡して、なるべく早くて近い病院を手配してもらって」と言われたので、言われた通りウェルビーに連絡。するとすぐにウェルビーがイーストウエストメディカルクリニックの予約を取ってくれました。予約時間より少し早かったけど、もし空いてたら早く診てもらえるかなと思ってすぐイーストウエストに直行。結局混んでたので時間ぴったりぐらいの診察になったけど、家で不安なまま待ってるより良かったです。

診察内容

診察してもらって、多分大丈夫そうやし少し様子を見るか、心配なら明日大きな病院でCTを撮るか選ぶように言われました。心配だから撮りたいけど、CTを撮るデメリットを聞いたら、少量の被曝をするということだったので、どっちがいいのかわからず、先生に聞いても煮え切らない回答で悩んでたのですが、あまりに悩んでると「念のために撮っときましょうか」という感じになったので、次の日にイーストウエストの通訳さんに付き添ってもらって別の大きい病院に行くことになりました。

翌日、イーストウエストのある中信ビルの南門で通訳さんと待ち合わせて、イーストウエストの車で大きい病院に向かいました。
しばらくすると广州市第十二人民医院というところの放射科に着き、通訳さんが色々手続きを行ってくれました。
そして名前を呼ばれると螺旋CT(スパイラルCT)の部屋に案内されました。
息子がこの細いベッドに寝て、濃い青の装具(結構重い)でくるまれました。
一人でCT撮るのは不安だろうから保護者も付き添っていいよと言われたので、私が付き添って、私も同じく青い重い装具を身につけて、息子の寝ている横に立ちました。

お医者さん・通訳さん・旦那は部屋の外に出て、私は息子を応援。やがて息子は丸い穴に入ってCTを撮られました。

絶対暴れたりしてすんなり撮れないだろうなと思ってたのに、微動だにせずめっちゃお利口さんに完了して拍子抜け。息子曰く、おもしろかったとのこと。
たしかにCTってカプセルホテルの狭い版みたいな、めっちゃ狭い場所に入るイメージやったけど、このCTはオープンやし、なんかドーナツみたいでかわいいw

撮り終わった後は、結果が出るのを待合室的な場所で待ちました。
結果が出たら、この機械でお知らせされて、↓非対面で印字された物を受け取り。めっちゃハイテク!

受け取った結果を持ってイーストウエストに戻りました。(帰りはイーストウエストの車じゃなくて、通訳さんが滴滴手配してくれてた。)

イーストウエストに戻って、イーストウエストのお医者さんから結果を報告してもらったところ、異常なしとのことで一安心。
頭にたんこぶできてたみたいで心配やったけど、直接地面に頭打ったんじゃなくてひとクッション挟んでからぶつかったんかな?
とりあえずどうともなくてよかった!一応72時間は様子見てと言われてましたが、特に異常はなく、元気に過ごしております。

まとめ

私が危険な場所で遊ばせていたせいで、息子に痛い思いや怖い思いをさせて申し訳なかったです。

息子が落下した時は、もしも何かあって後遺症が残ったりしたらどうしようかと気が気でなかったです。普段遊んでる場所も割と危険が多いので、今後は危険を事前に察知できるように、もっと想像力を働かせようと思いました。今回の事故は周りのお友達にも共有して注意喚起したり、逆にお友達からも情報収集したりして、危険に関するアンテナを高くしています。(危なくないと思ってた場所や遊び方でも意外と怪我してる人も多い)

それと今回は、病気やケガ関係で困ったらまず保険会社(ウェルビー)、一般的な怪我の場合は直接病院(イーストウエスト)でも可、病院関係以外の困り事は不動産屋(友和)、といったように、緊急事態の時の対処方法を確認することもできました。(今回はテンパって、まず旦那に電話してしまった…反省)

万が一の時に息子を守れるように、しっかり対処方法を覚えておかないと!(まぁ何もないのが1番やけど)